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住宅の選び方アドバイス(3.アパートのセキュリティ) 2005/11/21

3.アパートのセキュリティ

ブラジルの住宅ビルには必ず第三者による侵入防止のための対策が施されています。それらはフェンス、守衛所、電気錠付ゲート、駐車場出入り口の自動ゲート等です。
年々、身の回りの安全に対する危険度が増しているため、住宅ビルはそれに伴い益々安全システムを向上させてきています。 古いビルの場合、安全対策が不十分ですので、各戸で独自に改善しようとしてもコストの割りに効果が上がらないため、通常は改修費用をコンドミニオに含め建物全体で改善することを考える必要があると思われます。

これらの安全システムについて以下項目別に何点か説明します。

(1)フェンス(写真1)
全てのビルには高さ2.0~2.5mのスチール製フラットバー、または、丸棒フェンスがあります。また、今日ではさらに防犯性能を強化するために、電気式鉄線(写真2)、赤外線センサー、または、有刺鉄線(写真3)を併用しているアパートもよく見かけます。自動感知ランプも不審者がビルに近づくと明かりがつき効果的です。ただし、フェンスは歩行者や表の通りの動きがよく見える形でなければいけません。


(写真1)


(写真2)


(写真3)
 

 

(2)守衛所 (写真4)
守衛所の種類にはいくつかのタイプがあります。フェンスに近接したもの、すこし離れたもの、遠いもの等です。
最近は守衛がフェンスまで出ていって来訪者と直接応接する必要がないように、守衛所から来訪者の動きを監視できるようになっています。その場合は、守衛所窓に固定式ガラスを取り付けなければなりませんが、外から中の様子がわからないように色付ガラスを利用します(写真5)。また、場合によっては防弾ガラスを使用し、緊急時の安全レベルを高めています。
守衛所には来訪者や住人と会話できる内線電話が設置されなければなりません。


(写真4)

(写真5)

 

(3)住人と従業員の出入り口
住人や従業員が敷地内に入る方法にはいろいろなタイプがありますが、最近はほとんどが守衛所からのリモコンでゲートを開閉しています。ただし、一旦開けた場合、誰でも敷地内に直接入場できてしまう状態となってしまいます。
そこで、安全性を高める為最近はダブルゲートを使用している例が多く見られます。その仕組みはゲートを二つ設置して、守衛は一つ目のゲートの内側に来訪者を招き入れ、一つ目のゲートを閉めて来訪者が許可された人であることを確認した後、二つ目のゲートを開けて敷地内へ来訪者を入れるもので、こうすれば、許可を受けていない人が、ゲートの開閉に要する短い時間の間にゲートをすり抜けてしまうことを防ぐことができます。
また、住人と来訪者の出入り口が別々になっているビルもありますが、守衛の仕事が困難で管理が複雑になります。

(4)車の出入り口(写真6)
駐車場の出入りは、住人自身が持っているリモコンを使うか、または、守衛所が住人であることを確認してゲートを開けてくれます。守衛所が駐車場入り口から離れている場合は、監視カメラを使って住人であることが確認されます。しかしながら、住人がリモコンを持っている場合は、通常守衛所からはゲート開閉をコントロールすることはできません。
最近、駐車場もダブルゲートを利用しているところが増えています。また、ビルによってはゲートの外に警備員を配置して、来訪者の確認をゲートの手前で行っているところもあります。


(写真6)

(5)電子機器による安全システム
電子機器による安全システムは、防犯カメラ(写真7)、モニター(写真8)や映像レコーダーで構成され、録画された映像は事件が発生した場合に、その後の警察による捜査などに利用されます。
カメラは敷地前面の歩道、自動車の出入り口、ホール、駐車場、人目に付きにくい敷地裏手などに置かれ、できるだけ不審者に撮影されていることが判るように置くべきです。最新の製品にはいろいろなタイプのものがあり、使用目的、利便性、価格を考慮して選ばなくてはいけません。


(写真7)

(写真8)

以上はアパートの建物の外のことを説明しましたが、アパート内部のことも少しお話ししたいと思います。

  • 各戸には内線を付ける必要があります。内線は守衛所他、必要な場所と結ばれなくてはなりません。
  • 各戸の出入り口には住人や来客用のしっかりした玄関扉の他に、裏手にもう一つお手伝いさん用のきゃしゃな出入り口扉もありますので、そちらの方も外部からの侵入者に対して十分な強度があることを確認する必要があります。
  • 監視カメラや扉のアイスコープを設置してホールにいる来訪者の確認ができるようにします。また、ホールの照明は明るくして来訪者がよく見えるようにする必要があります。
  • 最近のエレベーターには、来訪者が必要のない階に勝手に行くことができないように設定できるものもあります。
  • 1階・2階の低層階は外部からの侵入に十分気を付けなければなりません。ベランダには格子、金網等を取り付けた方がよいでしょう。

守衛、従業員、住人、全ての人々がこれまで述べてきた安全システムの中で生活し、そしてシステムを成り立たせていますので、従業員の雇用時は、履歴書等を十分に時間を掛けて調査すべきです。さらに、雇い入れた守衛および従業員に教育や訓練を受けさせ、ビルの安全性を高めなければなりません。また、住人はアパートの内部規則を守り、最小限の安全については責任を負う必要があります。

以上述べてきた安全システムを上手に使っていても、機械的あるいは人為的誤りが発生する可能性はなくなりません。そこで、安全性をより確実にするためには予防が重要です。予防策としては、従業員訓練の継続、内部規則や第三者に関する入場規則の定期的見直し等ですが、最も重要な予防策としてはコンドミノ(オーナー)、従業員、住人が安全に関しいつも話し合い、協力し合うことです。



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