昨日、南大河州のタルソ・ジェンロ州知事は、インフラ投資並びに最先端テクノロジー企業の育成、環境ライセンスプロセスの簡素化などを導入する製造業に対する活性化プログラムを発表した。
製造業を活性化するために優遇税制や社会経済開発銀行(BNDES)による低金利のクレジットを導入して同州の製造部門への投資や生産増加を図り、また、中小企業の競争力強化につなげる。
同プログラムの優遇税制では、履物セクターに対して州内で生産された消費財使用や雇用創出すれば、商品流通サービス税(ICMS)の税率を12%から3%の減税を適用するが、同州ですでに8年間に亘って活動している企業に限定される。
同プログラムは、サンタ・カタリーナ州並びにミナス州が採用しているプログラムと同様に、州内で生産された機械・装置の購入に対しても減税が適用され、また、州政府が育成に最も力を入れている最先端テクノロジー企業に対して、全ての州税の免除が適用される。(2012年3月29日付けヴァロール紙)