国庫庁では今年の社会保障院(INSS)の納付金を含む歳入総額は9676億2600レアルを予想されていたが、9月の歳入が予想を149億9,800万レアル上回ったために、1兆120億レアルに上方修正している。
今年10カ月間のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を差引いた実質歳入は10月の歳入を887億4,100万レアルと予想されているために、前年同期比12.2%増加の7,943億700万レアルを予想している。
今年10カ月間の歳入は純益に対する社会納付金(CSLL)が24.15%並びに個人所得税(IRPF)が14.16%と平均を大幅に上回っているが、11月の歳入は減少すると予想されている。
財務省では今年の国内総生産(GDP)伸び率を前回の4.5%から3.8%と下方修正、IPCA指数を6.4%に下方修正して、今後の国内経済の伸び率は鈍化すると予想している。(2011年11月21日付けヴァロール紙)