イタウー‐ウニバンコ銀行と銀行集中サービス会社(Serasa Experian)の調査によると4月の国内総生産(GDP)伸び率は前月比0.1%の増加に留まると予想、Serasaの3月の前月比の予想は前月比1.2%、イタウーは0.7%であった。
イタウー銀行の4月のGDP伸び率は前年同月比9.2%を予想しているが、3月は11.1%、Serasaは8.8%を予想、3月は10.1%とそれぞれ前月から大幅に落ち込んでいる。
4月のGDPの落ち込みの要因として、自動車や白物家電の工業製品税(IPI)の中止や一般消費者の消費の減退などがあげられる。
4月の鉱工業部門のGDP伸び率は前月比1.8%、一般消費は0.1%とそれぞれ減少、ブラジル地理統計院(IBGE)では第2四半期のGDP伸び率を前期比では0.5%から1%の伸び率を予想している。(2010年6月29日付けエスタード紙)