1月の過去12カ月間の対内直接投資黒字はGDP比1.52%の248億ドル、経常収支赤字のGDP比1.56%の254億ドルで2001年12月以来では初めて経常収支赤字を下回った。
1月の生産部門向け対内直接投資は7億8,900万ドルと1996年1月以来の最低を記録、経常収支赤字は38億4,000万ドルと赤字幅が拡大しているが、金融部門の直接投資は増加している。
ブラジル企業の海外への生産部門への直接投資は12億4,000万ドルと対内直接投資7億8,900万ドルを大幅に上回り、特にJBS社による米国企業Pilgrims Pride社の買収8億ドルが投資額を押し上げた。
中銀では1月の生産部門への対内直接投資は一時的なものとみており、2月は23日までに22億ドルが流入、今月末には27億ドルに達すると見込んでいる。(2010年2月24日付けエスタード紙)