家族収入が4,807レアル以上のA/Bクラスの金融危機後の2008年12月から昨年1月にかけて2.7%減少、しかし昨年末には2.0%増加して最も増加している。
家族収入が1,115レアルから4,807レアルのCクラスの昨年末の収入は0.4%、804レアルまでのEクラスは1.5%それぞれ減少したが、804レアルから1,115レアルのDクラスは1.4%増加している。
ルーラ政権開始の2003年から2008年 にかけてインフレ分を大幅に上回る最低サラリー調整や貧困家庭救済向け補助金プログラムで、貧困層の減少並びに中間層の増加で社会格差の減少してきている。
今後も同様に大幅なサラリー調整などが継続すれば2014年には最も貧しいEクラスは半減、一方で富裕層のA/Bクラスは倍増すると予想されている。(2010年2月11日付けエスタード紙)