ゼツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の1,122社対象11月の鉱工業部門企業の景況感を示す業況判断指数(ICI)は109.3ポイントと10ヶ月連続で前月を上回った。
11月のICIは金融危機前の昨年9月の109.3ポイントを上回り、又昨年11月を35.1%も上回って2004年7月以来のレベルに回復している。
国内需要が鉱工業部門の景況感を牽引、11月の国内需要の指数は前月比1.8%増加、前年同期比では42.7%と大幅に上昇している。
しかし10月までの海外需要は7ヶ月連続で上昇、しかし11月は更なるドル安の為替と回復しない海外需要で一転して前月比1.1%減少、輸出の回復は来年の下半期まで延びると予想されている。(2009年12月1日付けエスタード紙)