今年上半期の連邦政府の社会補助プログラム向け公共支出は前年同期比19.9%、年金・恩給受給者向け支出は7.0%それぞれ増加、平均サラリーは4.4%の増加にとどまっている。
金融危機後の今年は最低サラリーのインフレを大幅に上回る増加、失業者増加による失業保険支出、貧困家庭向け補助金のボウサ・ファミリア支出は5.9%増加した。
2004年から2008年にかけて同プログラムの年間平均支出は18%増加、サラリーは僅かに6.1%、年金・恩給向け支出は6.5%の増加にとどまっている。
7月の過去12ヶ月間の同プログラムの支出は2680億レアルで国内総生産(GDP)比9.1%増加、2004年から今年7月までのボルサ・ファミリア向け支出は137.4%、失業保険並びに労働者支援基金(FAT)は105.9%、社会保障院(INSS)の年金・恩給支給は35.3%それぞれ増加している。
2008年に431号、440号並びに441号の暫定例で公務員120万人のサラリー調整が承認され、昨年は69億8,000万レアルの支出増加、今年は214億6,000万レアル、来年は295億レアルのサラリー調整による支出増加が見込まれている。(2009年9月29日付けエスタード紙)
