高速鉄道建設、サッカーワールドカップ向けインフラ整備、岩塩層下原油開発、ブラジル北東部地域開発やブラジル・フランス交流年などブラジルが世界中から注目されて、ブラジル詣が増加の一途を辿っている。
2週間前にエスピリット・サント州でブラジル・ドイツ両国の経済交流イベント開催、ブラジル・フランス交流年の今年はフランスから500人の企業経営者の40イベント参加が予定されている。
今週は中近東から16人で構成される企業家ミッションが食品、セラミックや建材部門関連のイベントに参加、ブラジルの製品輸入の商談が予定されている。
今月末にはセアラー州でポルトガル語圏8カ国からミッションが参加して観光やインフラ部門への投資や貿易関連で会合が予定されている。
今年8ヶ月間に通商産業開発省(MDIC)ではブラジルへの投資ミッション関連会合を38回開催、金融危機にも関わらず昨年同期の34回を上回り、昨年は10カ国の経済ミッションであったが、今年は22カ国から参加している。
今年のブラジルへの対内直接投資は世界金融危機の影響を受けて海外からの投資は減少するがラテンアメリカ全体の30%を占めると予想、米国からの当市は全体の15%が予想、ドイツからの投資も20億ドルを上回ると見込まれている。(2009年9月15日付けヴァロール紙)