全国工業連合(CNI)の発表によると7月の鉱工業部門の売り上げは前月比0.4%増加して3ヶ月連続で増加、また設備稼働率も79.9%に達して緩やかな経済回復傾向を示している。
しかし鉱工業部門の7月の売り上げは前年同月比では9.2%と大幅に減少、設備稼働率は前年同月の83.2%を大きく下回って、金融危機前のレベルに達するのは来年の上半期になると予想されている。
7月の製造部門の労働時間は前月比0.1%増加、雇用は前年同月比5.0%、労働時間は9.5%それぞれ減少して大幅に落ち込んでいるが、下半期の更なる人員削減は予想されていない。(2009年9月10日付けエスタード紙)