8月31日から9月4日まで2,000人を対象としたCNT/Sensus調査ではルーラ大統領の個人評価は5月の81.5%から76.8%、ルーラ政権の評価は69.8%から65.4%とそれぞれ減少に転じて若干のかげりが現れてきている。
支持率減少は新インフルエンザへの対応、ジウマ・ローセフ官房長官のサルネイ上院議長ファミリー企業監査介入指示、連邦歳入局のリナ・ビエイラ元局長の解雇などが支持率低下を招いている。
新インフルエンザの影響が大きい南部や南東部地域の高学歴の支持率低下が大きく、41.1%は連邦政府の対応を評価していない。
2010年の大統領選挙ではジョゼ・せーラ候補が39.7%の支持率を確保、2位のジウマ候補は19.0%、エロイザ・エレーナ候補9.7%、マリーナ・シルバ候補は4.8%となっている。(2009年9月9日付けヴァロール紙)