今年7月21日のレアル通貨に対するドル通貨は18.52%下落のR$1.9043まで低下して過去最高の下落率を記録、2003年同時期の下落率は18.23%であったが、世界金融危機で投資金の海外への逃避が続いて昨年は31.94%上昇した。
今年同時期のラテンアメリカのドル通貨の下落率はブラジルに次いでチリが16.88%、コロンビア10.55%、メキシコ3.94%、ペルー3.12%とそれぞれ下落しているが、アルゼンチンは逆に10.09%上昇している。
今年7月21日までのドル通貨への投資の収益率は18.52%であったが、サンパウロ平均株価(Ibovespa)は41.77%、銀行間預金証(CDI)5.88%、ポウパンサ預金は3.71%とプラスとなっているが、金はマイナス9.71%、ユーロはマイナス16.73%であった。(2009年7月23日付けエスタード紙)