高等選挙裁判所(TSE)の調査によると選挙権所有者1億3,000万人の51.7%が女性で2000年から過半数を占めており、選挙権所有者数は前回の地方統一選挙から7.47%が増加している。
マット・グロッソ州、パラー、ロンドニア、ローライマ並びにトカンチンス州では男性の選挙権所有者が過半数を占めているが、リオ州では女性が53.29%を占めてブラジルの平均を大幅に上回り、ペルナンブーコ、セアラー、サンパウロ州でも女性が52%以上を占めている。
選挙権所有者で文盲は6.2%に相当する809万人、初等科中退が34%の4,445万人であるが、そのうち読み書きできるのは56%、初等科卒業は1,012万人、高校卒業が2,318万人、大卒は選挙権所有者の僅かに3.49%の455万人となっている。
リオ州の大卒は選挙権所有者の5.41%でトップ、サンパウロ5.03%、南大河州4.14%、サンタ・カタリーナ州は4.01%となっているが、マラニャン州0.93%、ピアウイ1.34%と大卒の比率が非常に低い。
州別の選挙権所有者数はサンパウロ州が2,914万人で全国の22%、ミナス1,407万人、リオ1,125万人、バイア915万人、南大河州が712万人となっている。(2008年7月16日付けガゼッタ・メルカンチル紙)