中銀のフォーカスレポートは広範囲消費者物価指数(IPCA)を先週の6.34%から6.32%に下方修正したが、今回で5週連続での下方修正となり、インフレ圧力低下が明らかになってきた。
また過去12ヶ月間のIPCAは逆に5.25%から5.26%に上方修正したが、来年のインフレ指数を7週連続で5.0%に据置いている。
今年の国内総生産(GDP)は11週連続で4.8%に据置いているが、来年のGDPは3.65%から3.60%に下方修正、今年の鉱工業部門の伸び率は5.50%から5.45%、来年は4.23%から4.20%にそれぞれ下方修正している。
今年末の政策誘導金利(Selic)は3週連続で14.75%に据置いているが、来年末は14.0%、今年の平均Selic金利は12.78%、来年は 14.20%から14.29%に上方修正、今年の公共負債のGDP比を40.50%から40.55%、来年は39.47%から39.50%に上方修正して いる。(2008年9月2日付けガゼッタ・メルカンチル紙)