中銀の最終フォーカスレポートではドルの高騰でインフレ圧力が更に高まってきており、今年の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前回の 6.20%から6.23%、来年は4.80%から4.90%にそれぞれ上方修正、公共料金や家賃修正で参考にされる今年の総合市場物価指数 (IGP−M)は10.37%から10.53%に上方修正されている。
また来週の通貨政策委員会(Copom)では政策誘導金利(Selic)0.50%、12月には0.25%の金利引き上げ予想で年末は14.50%が見込まれている。
また今年年末のレアル値はR$1.85からR$1.90と3回連続でドル高に修正されて、現在のドル高から10%前後のドル安になると予想されている。(2008年10月21日付けエスタード紙)