ブラジル地理統計院(IBGE)の調査では10月の雇用は前月比マイナス0.2%となったが、前年同月比では1.6%増加したが2007年3月の1.53%に次ぐ低い伸び率となっている。
今年8ヶ月間の鉱工業界の雇用は6.5%増加したが、第3四半期の雇用は世界金融危機の影響を受けて2.2%の微増に留まったが、10月の大都市圏の失業率は7.5%を維持している。
10月の雇用が減少した部門は繊維0.26%、衣料0.58%、家具・木材0.39%、履物・皮革0.29%、プラスティック0.03%がそれぞれ縮小した。
鉱工業部門ではクレジット流動性縮小並びに輸出減少の影響を受けて輸送関係セクター0.51%、機械・装置0.66%、電気製品や精密機械0.49%、金属セクターは0.25%それぞれ減少している。(2008年12月11日付けヴァロール紙)