今年第2四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.1%と大幅に増加、過去12ヶ月間では6.0%と1996年以来の伸び率を記録、上半期の伸び率は2004年以来の高率を記録している。
第2四半期のGDPの伸び率は農畜産部門と18四半期連続で増加している投資が牽引、過去12ヶ月間の投資の伸び率は15.5%に達して1996年以来の伸び率となっている。
今年は10月に地方統一選挙があるために上半期の公共投資が大幅に増加、また第2四半期の農畜産部門のGDPは記録更新が明らかな穀物生産やコーヒー27.7%、小麦12.8%の生産増加などに牽引されて、前四半期比3.8%、前年同期比7.1%それぞれ増加している。
鉱工業部門のGDPは建設部門が格安長期住宅ローン販売拡大で第2四半期26.7%、前年同期比9.9%の伸び率に牽引されて前四半期比0.9%、前年同期比5.7%した。
第2四半期の製造業は4.8%、鉱業は5.3%、電気・ガスなどの公共サービス部門は4.5%、サービス部門全体では金融部門の14%に牽引されて5.5%、小売は8.9%それぞれ増加している。
今年上半期の投資は前年同期比18.5%、GDP比の貯蓄率は17.9%それぞれ増加、第1四半期の一般家庭消費は前年同期比6.7%、第2四半期は 6.7%、連邦政府の公共投資はそれぞれ5.6%、5.3%、投資は15.7%、16.2%、資本財・サービス輸出は1.6%、5.1%、同輸入は 22.4%、25.8%それぞれ増加している。(2008年9月11日付けエスタード紙)