社会経済開発銀行(BNDES)では今後4年間の公共投資及び民間企業投資は過去4年を68.7%上回る1兆5,000億レアルの投資が見込まれているが、膨大な投資を要する岩塩下の原油開発の投資予算は含まれていない。
10月の地方統一選挙を前にして発表された投資計画では、ルーラ大統領は今後のブラジル経済は鷲の飛行の如く高度経済成長期に突入し始めると演説している。
投資比率は経済成長率の2倍の比率で伸びてきており、今年のGDPに対する投資比率は18.5%で2010年にはGDP比21%まで上昇するが、今後4年間の投資額は2兆3,000億レアルまで増加する可能性もある。
石油・天然ガス部門へは2012年までに1,124億ドルの投資が予定されているが、岩塩下原油開発への投資は含まれて入ない。
インフラ部門への投資は64.3%増加の3,046億レアル、鉱工業・サービス部門へは99.5%増加の6,271億レアル、建設不動産部門は49.8%増加の5,349億レアル、農畜産部門は14.0%増加の451億レアルが見込まれている。(2008年8月29日付けエスタード紙)