就労・失業者登録台帳(Cadeg)は今年上半期の正規雇用は前年同期比24.2%の大幅増加の136万人を記録、6月は70%増加の30万9,400人を記録して1992年以来の記録を更新している。
過去12ヶ月間の新規雇用は188万人、ルーラ政権誕生後の2003年からの累計では763万人に達している。
今年上半期のサービス部門の雇用は食料品部門や不動産部門が好調で34%増加の43万8,800人、建設部門は経済成長加速プログラム(PAC)やビルや住宅建設ブームで19万7,200人が新規雇用されて、前年同期の9万7,500人の2倍以上の雇用創出となっている。
今年上半期の鉱工業部門の雇用は31万7,900人、商業部門は13万2,100人、農畜産部門は22万7,000人、6月の農畜産部門の雇用はコモデティ価格の高騰で農産物輸出が好調に推移したために、前年同月比40%増加の9万2,500人が新規雇用された。
州別ではサンパウロ州10万2,700人、ミナス州7万3,600人、リオ州1万7,100人、また6大都市圏の新規雇用は全て増加したが、特にサンパウロ市並びにベロ・オリゾンテ市が大幅に増加した。(2008年7月18日付けエスタード紙)