今年7月の過去12カ月間の18歳~24歳の青年の新規雇用の89%は労働手帳に記載されない非正規雇用で低いサラリーや労働法に準じない雇用形態の受け入れに甘んじている。
今年第2四半期の18歳~24歳の青年の新規雇用総数は23万人に達しているにも拘らず、労働手帳に記載される正規雇用は僅か3万2,500人で新規雇用の89%は非正規雇用を余儀なくされている。
しかし18歳~24歳の青年の正規雇用のうちで、理容師やエステシャンなどその他のサービス業の雇用総数は4万1,600人、農業や漁業部門の季節限定の臨時雇用は2万6,900人となっている。
部門別の今年第2四半期の18歳~24歳の正規雇用数は前年同期比3万2,561人増加、前記同様に非正規雇用は8万6,079人増加、正規家政婦はマイナス1万1,055人、非正規家政婦は1,351人増加、公務員は1万5,981人増加、企業経営者はマイナス3,168人、自営業者は13万5,526人増加している。
ブラジル地理統計院(IBGE)の統計では、今年第2四半期の18歳~24歳の青年層の400万人が失業しており、この世代の失業率は25.8%に達している一方で、40歳~59歳の失業率は7.2%に留まって平均失業率の12.0%を大幅に下回っている。(2019年8月29日付けヴァロール紙)