国庫庁の発表によると、2019年7月のインフレ指数を差引いた歳入総額は前年同月比2.95%増加の1,377億3,500万レアル、7月としては2001年以降では最高の歳入総額を記録して経済回復の兆候となっている。
今年初め7か月間の法人所得税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)による歳入は、前年同期比17.21%増加して景気回復に伴って法人企業の収益増加に繋がっている。
また今年7月の金融取引税(IOF)は、クレジット部門の拡大に伴って前年同月比9.85%増加、今年初め7か月間でも6.24%増加、7月の過去12カ月間のクレジット部門は12.9%増加、個人所得税は12.1%増加している。
今年7月の金融機関による歳入総額は、前年同月比10.27%増加の1,003億3,600万レアル、電力エネルギー部門は13.94%増加の237億2,300万レアル、鉱業部門は61.25%増加の67億1,100万レアルを記録している。
前記同様に金融機関関連部門は14.56%増加の194億500万レアル、紙・パルプ・製紙部門は27.74%増加の46億7,500万レアル、卸売部門は1.98%増加の513億8,700万レアル、情報機器部門は13.31%増加の80億2,700万レアル、地上輸送部門は7.19%増加の102億3,900万レアル、医療・保健部門は5.27%増加の124億レアル、その他は2.44%減少の3,777億6,900万レアルであった。(2019年8月23日付けヴァロール紙)