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農業大国フランスはメルコスールとのFTAに反対表明 2019/07/03

ヨーロッパの農業大国であるフランス政府のSibeth Ndiaye報道官は、マクロン仏大統領が賛成表明しているにも拘らず、先週6月28日の欧州連合(EU)と南米南部共同市場(メルコスール)の自由貿易協定(FTA)の暫定的に合意に反対している。

Sibeth Ndiaye報道官は、フランス政府は今現在メルコスールとの自由貿易協定(FTA)の締結承認は、欧州の輸出企業に機会をもたらす一方で、フランスの要求を満たすかどうか不明と説明している。

アイルランドのMichael Creed農務相は、メルコスールとの自由貿易協定締結は、ヨーロッパ連合域内の牛肉生産者にとって悪い合意であると強調、域内の農業国であるフランス並びにベルギー、ポーランドなどは不満を抱いている。

ヨーロッパ連合国(EU)とメルコスールは自由貿易協定(FTA)合意で、ブラジル市場では、今後15年間に輸出品目の91%が免税、一方ヨーロッパ連合国の工業製品の87%は免税になる。自動車並びに機械・装置、化学品、医薬品などの付加価値の高い完成品の輸入関税は徐々に引き下げられる。

ヨーロッパ連合国からメルコスールへの農産品の95%が輸入関税免除の対象ととなり、オリーブ油並びにウイスキー、チョコレート、ビスケットなどは価格低下が見込まれている。

一方メルコスールからヨーロッパ連合国への輸出は今後10年間で92%が免税となり、10年後にはメルコスール産の農産品の82%は免税となり、オレンジジュース並びにレモン、果実、コーヒー加工品、魚類、植物油などの輸入関税撤廃、工業製品は100%免税となる。

ブラジル産業財産庁(INPI)では、Vinhos Verdes並びに Vinhos do Porto、Cognac、 Champagne、 Quijo Roquefortなどは既に商標登録されており、一方カシャ―サParatyや Salinas 、チーズCanastraはヨーロッパ連合国ですでに登録されている。

ヨーロッパ連合(EU)とメルコスールは自由貿易協定締結で合意したが、双方の農畜産分野や製造業部門の輸入急増に対して、セーフガード措置や関税割当てに相当する臨時関税措置が適用できる条項を設けており、この臨時関税措置はFTA協定発効後18年間有効。

農畜産製品で輸入枠が設けられているのは、牛肉9万9,000トン、鶏肉18万トン、豚肉2万5,000トン、砂糖18万トン、エタノール45万トン、米6万トン、蜂蜜4万5,000トン、鶏卵3,000トン、スイートコーン1,000トンとなっている。(2019年7月3日付けエスタード紙)



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