Câmara do Japão
Português
検索: OK
(515)

指標・政策

検索期間を指定してください: OK
今年8月の過去12カ月間の経常収支赤字はGDP比0.8% 2018/09/25

国内要因として不透明な大統領選挙、海外要因として新興国の為替下落を誘発している連邦準備制度理事会による金利引き上げ予想、米中貿易戦争などの影響で、2018年8月の過去12カ月間の経常収支赤字はGDP比0.8%と今年1月のGDP比0.44%を大幅に上回っている。

しかしブラジルの8月の過去12カ月間の経常収支赤字は、海外投資家による大幅な対内直接投資の影響を受けてGDP比0.8%とGDP比1.0%を下回っており、為替危機に直面しているアルゼンチンのGDP比5.1%、トルコの5.4%を大幅に下回っている。

またブラジルの外貨準備高が長年に亘って3,800億ドル前後で安定しており、今月4月末以降の米ドル高局面では、経済のファンダメンタルズが脆弱なアルゼンチン通貨ペソが急落し、大幅利上げなど通貨防衛にも関わらず、IMFに支援を要請する事態に追い込まれたアルゼンチンの約500億ドルと比較にならない程金融ボラティリティに対応できるとRosenberg Associadosチーフエコノミストのタイス・マルゾラ・ザラ氏は指摘している。

8月の過去12カ月間のブラジルの経常収支赤字は、GDP比0.8%に相当する155億ドルに留まっており、経常収支赤字を記録した2015年4月のGDP比4.4%を大幅に下回って改善してきている。

経常収支赤字改善の一因として、レアル通貨に対するドル高の為替で輸入減少の一方で、輸出競争力増加に伴う輸出増加、ブラジル企業の時価総額減少に伴って対内直接投資が増加してきている。

2017年末の経常収支赤字はGDP比0.5%を下回っていたにも関わらず、2018年2月から上昇に転じているが、8月の過去12カ月間の対内直接投資は、GDP比3.61%に相当する700億ドルを記録している。

今年8月の過去12カ月間の南アフリカの経常収支赤字はGDP比2.9%、チリ1.8%、インド2.3%、メキシコ1.9%とそれぞれブラジルを上回ったが、中国の経常収支はGDP比1.2%、ロシアはGDP比4.5%それぞれ黒字を計上している。

3,800億ドルに達するブラジルの外貨準備高は、海外金融ボラティリティを緩和するのに充分である。海外要因が悪化すれば更なる新興国の為替下落に繋がる危険はあるものの、ルーラ大統領誕生の2002年にレアル通貨はR$4.0 を記録したが、現在の換算ではR$7.0 のドル高暴騰に相当していた。(2018年9月25日付けヴァロール紙)



2019/10/16 » 上院議会は石油・天然ガスメガ入札の地方政府への分配承認
2019/10/16 » プレソルト入札で今年の財政プライマリー収支赤字は900億レアルに減少
2019/10/15 » 今年8月のIBC-Br指数は前月比0.07%増加も第3四半期はプラスか
2019/10/14 » 高等教育卒業者の11%は最低サラリーに留まっている
2019/10/14 » 経済のデジタル化で課税問題発生
2019/10/11 » 米国はブラジルのOECD加盟を支持するもアルゼンチンを推奨
2019/10/10 » プレソルト入札分配でSP州並びにRS州、MT州が恩恵を受ける
2019/10/09 » 世界経済フォーラムの2019年版「世界競争力報告」でブラジルは71位
2019/10/08 » 行政改革断行で連邦公務員の特典削減
2019/10/07 » マイア下院議長とアルコルンブレ上院議長はプレソルト入札の臨時歳入分配で根回し
2019/10/04 » 連邦警察によるSelic金利情報漏洩「流星」作戦開始
2019/10/04 » 今年9月の一般家庭の負債は過去6年間で最高
2019/10/04 » 連邦政府はマイノリティ株主を含めて637連邦公社の存在確認
2019/10/03 » 上院本会議での年金改革法案基本文書承認も地方政府への分配で苦慮
2019/10/02 » 第1回年金改革基本文書法案は上院で承認
2019/10/02 » 今年8月の鉱工業生産は前月比0.8%増加
2019/10/01 » ブラジルは工業国トップ10から脱落の可能性
2019/10/01 » 今年8月のブラジルの負債総額はGDP比80%に接近
2019/09/30 » 税制改革案として1.5倍までの最低サラリー従業員向け雇用で免税か
2019/09/27 » 社会保障院はタスクフォースで43億7,000万レアルの不正摘発

バックナンバー »