応用経済調査院(Ipea)では、2018年第1四半期の住宅投資、設備投資や公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)は、機械・装置の設備投資が牽引したものの、前四半期比僅か0.3%増加に留まって景気回復基調になっていない。
今年3月の国内総固定資本形成(FBCF)伸び率は、前月比僅か0.8%増加に留まっており、今年のFBCF伸び率は、前年比4.0%増加に留まるとレオナルド・メロ・デ・カルバーリョ調査員は予想している。
経済リセッションが底を打った2016年から国内総固定資本形成(FBCF)伸び率は、通常GDP比の数倍の伸び率を記録するにも関わらず、景気回復の遅れで僅かな伸び率に留まっている。
今年第1四半期の国内総固定資本形成(FBCF)は、機械・装置部門の伸び率が前四半期比2.4%増加して辛うじて0.3%増加を記録したにも関わらず、地方統一選挙の年には、大幅な伸び率を示す住宅投資や公共投資が一向に伸びていない。(2018年5月8日付けエスタード紙)