2017年の農村年金・恩給部門の累計赤字総額は1,107億レアルに達して、毎年100億レアル以上の赤字が加算されており、早急な年金・恩給改革の実施と共に、早急な農村年金に関する不正支給の停止を余儀なくされている。
連邦政府では、過去5年間に不正な農村年金・恩給に関連する支出総額は300億レアルに達すると見込んでおり、連邦監査事務局(CGU)では9万7,000件の不正支給が行われていると見込んでいる。
2017年の農村年金・恩給部門の累計赤字総額は、前年比7.0%増加の1,107億レアルに達しており、不正支給の停止を行わなければ毎年12億レアルの不必要な赤字に繋がると警告している。
一般労働者は、年金積立金としてサラリーの8.0%~11.0%を毎月納付しているにも関わらず、特殊な農村労働者は、生産売上金の2.1%の年金積立金を毎月納付している。
連邦監査事務局(CGU)が指摘している9万7,000件の不正支給を受けている農村労働者には、漁業関係従事者並びにゴム液採集労働者、鉱山関連従事者が多数含まれている。(2018年4月13日付けエスタード紙)