就労・失業者管理センター(Caged)の統計によると、今年初め2カ月間の労働手帳に記載される正規雇用者は、14万3,100人に達して景気回復基調が鮮明となって、過去4年間では最高を記録している。
今年2月の正規雇用は6万1,100人に留まって、雇用業界予想の13万5,000人の僅か50%弱に留まった。今年初め2カ月間の調査対象の8セクターのうち6セクターで正規雇用が増加している。
今年初め2カ月間のサービス業部門の正規雇用は11万3,900人、そのうち教育セクターの正規雇用は5万1,700人、不動産業界セクターは、住宅販売が好調に推移して3万5,600人を記録している。
また今年初め2カ月間の鉱工業部門の正規雇用は6万7,400人、そのうち履物セクターは1万7,500人、繊維セクターは1万2,900人それぞれ増加した一方で、商業部門の正規雇用はマイナス7万3,700人を記録したものの、昨年同期のマイナス8万700人よりも解雇数が減少している。2月の過去12カ月間の正規雇用は、10万2,400人増加している。(2018年3月24日付けエスタード紙)