中銀の最終フォーカスレポートでは、今年のGDP伸び率を14週連続で下方修正して前回予想の0.7%を0.52%に修正、今年初めのGDP伸び率1.99%から大幅に下方修正されている。
先週金曜日にブラジル地理統計院(IBGE)は、第2四半期のGDP伸び率をマイナス0.6%と発表、また第1四半期のGDP伸び率を0.2%からマイナス0.2%に修正したために、2四半期連続でマイナスを記録してテクニカルリセッション入りとなっている。
最終フォーカスレポートでは、第2四半期の製造業部門のGDP伸び率を前回予想のマイナス0.6%からマイナス1.23%と大幅に下方修正、農畜産部門のGDP伸び率を前回予想の2.27%から1.86%に下方修正している。
最終フォーカスレポートでは、第2四半期のサービス部門のGDP伸び率を前回予想の1.31%から1.4%に上方修正、2015年のGDP伸び率を前回予想の1.2%から1.1%に下方修正している。
今年末の政策誘導金利(Selic)は11.0%を予想、2015年4月のSelic金利は11.5%を予想、2015年末のSelic金利を前回予想の12.0%から11.75%に下方修正、今年のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)を6.27%、2015年は6.29%と予想している。(2014年9月2日付けエスタード紙)