ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、第2四半期のGDP伸び率は、前四半期比マイナス0.6%を記録して2四半期連続でマイナスを記録してテクニカルリセッション入りとなっており、今年のGDP伸び率は0.35%に留まると予想されている。
今年のGDP伸び率が0.35%に留まればジウマ・ロウセフ大統領政権の平均GDP伸び率は1.6%に留まって、フェルナンド・コロール政権以来では最低のGDP伸び率に留まる。
第2四半期の農畜産部門のGDP伸び率は前四半期比0.2%増加、前年同期比0.0%、前記同様に製造業部門はマイナス1.5%、マイナス3.4%、サービス部門はマイナス0.5%、0.2%となっている。
第2四半期の一般消費のGDP伸び率は前四半期比0.3%増加、前年同期比は1.2%増加、前記同様に連邦政府の支出はマイナス0.7%、0.9%増加、住宅投資並びに設備投資、公共投資などの国内総固定資本形成(FBCF)はマイナス5.3%、マイナス11.2%、輸出は2.8%増加、1.9%増加、輸入はマイナス2.1%、マイナス2.4%となっている。(2014年8月30日付けエスタード紙)