中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府の5月~8月の財政プライマリー収支黒字目標390億レアルは、企業の負債返済額の低減措置を利用したRefis da Criseの臨時歳入が予想を大幅に下回るために非常に困難となっている。
7月~8月の国庫庁の歳入は171億レアルを予定されていたにも関わらず、7月の歳入は僅かに18億2,000万レアルに留まっているために、8月には目標達成のために153億レアルの歳入が必要となっている。
今年7カ月間の中央政府の財政プライマリー収支は162億レアル、5月~8月の財政プライマリー収支黒字目標390億レアルを達成するためには228億レアルが必要となっている。
連邦政府は2015年のGDP伸び率を3.0%に設定、インフレ分を差引かない名目GDP総額は5兆7,655億レアル、最低サラリーは前年比8.8%増加の788.06レアル、財政プライマリー収支黒字はGDP比1.5%に相当する860億レアルを見込んでいる。(2014年8月29日付けヴァロール紙)