今月18日にジウマ・ロウセフ大統領は、テレビ番組“ジョルナル・ナショナル-Jornal National”のインタビューで、7月の4種類の主な経済指標では経済回復傾向になっていると明言している。
経済指標の動向となる7月の製造部門向け包装用段ボール販売は前月比5.4%増加、6月の前月比3.3%減少から一転して増加に転じているにも関わらず、今年上半期の段ボール販売は0.23%減少している。
7月の自動車生産は前月比16.8%減少したが、6月の前月比17.1%減少よりも減少幅が少なく、今年上半期は10.3%増加、7月の製造業部門の電力消費は1.0%増加、6月は1.4%減少、トラック輸送は3.2%増加しているが、6月は4.4%減少していた。
6月はワールドカップ開催による休日が多く、また小売業の営業稼働日が減少したために、7月との比較はあまり参考にならないとコンサルタント会社のエコノミストのラファエル・バシオテ氏はコメントしている。
今年の製造部門向け包装用段ボールの生産は、前年比では僅かに減少すると予想されているにも関わらず、段ボール業界の今年の売上は前年比8.0%増加の523億レアルが予想されている。(2014年8月20日付けエスタード紙)