ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前四半期比マイナス0.5%、前年同期比では2.2%増加、第3四半期の過去12カ月間比では2.3%増加、今年9カ月間のGDP伸び率は、前年同期比2.4%増加している。
第3四半期の国内総生産は1兆2,314億レアル、第3四半期のGDP伸び率は前四半期比マイナス0.5%、そのうち農畜産部門のGDP伸び率はマイナス3.5%、工業部門は0.1%増加、サービス部門も0.1%増加、鉱業セクターは2.9%増加した。
ジェツリオ・ヴァルガス財団のブラジル経済協会(Ibre)の予想によると、今年第4四半期のGDP伸び率は、鉱業セクター並びにサービス部門が牽引すると予想している。
Ibre協会の12月のマクロ経済レポートによると、第4四半期のGDP伸び率は前四半期比0.8%増加、今年のGDP伸び率は2.4%を予想、今年上半期はペトロブラスの原油・天然ガス開発向けプラットフォームのメインテナンスの影響で原油生産が減少していたが、すでに操業開始して第4四半期のGDP伸び率は、回復すると予想している。
Ibre協会のエコノミストのシルヴィア・マットス氏は、第4四半期の工業部門のGDP伸び率は0.7%増加、サービス部門は2.7%増加すると予想、来年のGDP伸び率は1.8%増加を予想している。(2013年12月16日付けヴァロール紙)