中銀の調査によると、9月の経常収支赤字は、26億ドルと今年の月間経常収支赤字では最低を記録、AE Projeções社では、9月の経常収支赤字は20億ドルを見込んでいた。
9月の貿易収支は21億ドルと今年初めての黒字を計上、また9月の利益・配当金の送金は、ブラジル企業の海外からの送金が外資系企業の本国への送金よりも2億3100万ドル上回って、変動相場制採用後では初めての黒字を計上している。
今年9カ月間の経常収支赤字は604億ドル、今年の経常収支赤字は750億ドルが予想されており、過去3カ月間の平均経常収支赤字は50億ドルに達している。
10月の貿易収支赤字は53億ドルが予想されており、今年9カ月間の貿易収支は1999年以来では最高の赤字を記録、また今年9カ月間の対内直接投資は437億ドル、今年は600億ドルが予想されている。
9月の海外投資家のサンパウロ証券取引所(Bovespa)への投資は、22億ドルの黒字を計上、昨年同期は12億ドルの赤字を計上、今年9カ月間では278億3,300万ドル、また確定金利付き投資向けの投資は、72億ドルの黒字を計上、昨年同期は7億3,600万ドルであった。(2013年10月26日付けエスタード紙)