今年初めの4カ月間の新規雇用は、ヨーロッパの債務危機、輸入製品の増加や国内経済の停滞にも関わらず、50万2,981人の雇用を創出、しかし前年同期比では28%と大幅に減少している。
就労・失業者管理センター(Caged)の調査によると、4月の新規雇用は19万6,913人、ジウマ・ロウセフ大統領の2年半の政権の雇用創出は、世界的な先進諸国の失業率上昇にも関わらず、400万人以上に達している。
ジウマ大統領は"大統領とコーヒーでひととき"のラジオ番組で、「私の政権ではすでに400万人以上の雇用創出を行っており、ヨーロッパでは失業者が記録的に増加しているが、4月は20万人と記録更新している」と強調している。
2週間前にギド・マンテガ財務相はPT(労働者党) のパーティーで、雇用創出は国内総生産(GDP)の大幅な伸び率よりも重要であると雇用創出の必要性を強調していた。
2011年のジウマ政権誕生からの雇用400万人の約半分はサービス部門であり、製造業部門の新規雇用は47万人、特に繊維セクター、化学工業セクター、食品セクター輸送セクターの雇用が牽引している。(2013年5月21日付けエスタード紙)