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先進国と途上国の対立がアゼベード氏の勝利を後押し 2013/05/13

世界貿易機関(WTO)の次期専務理事にブラジル人のロベルト・アゼベード氏が選出されたことに関して、ブラジル政府と業界団体は、国際貿易における途上国の重要性が増していることを改めて示したものだと受け止めている。WTOの人事が刷新されることで、先進国と途上国の間で貿易に関する駆け引きに、新たな視点が生まれると期待されている。

公式声明を通してジウマ・ロウセフ大統領は、今回の選挙がWTOにとって「国際貿易に、新たな成長と社会正義をもたらすためのベースとなる、革新的かつバランスのとれた活力をもたらすことになるだろう」とコメントした。

一方、フェルナンド・ピメンテル開発商工大臣は、エスタード通信に対して、ブラジル政府はアゼベード氏の選出に向けて尽力したことは確かだが、ブラジル人の同氏が選ばれたことは、ブラジルの通商交渉に益するようなものであってはならないとコメント。「常にWTOの規定に従い活動してきたブラジルのイメージには良いし、さらに喜ばしいことは、同機関が素晴らしい専務理事を迎えるということだ」と続けた。

元駐ワシントン大使のルーベンス・バルボーザ氏は、WTOの専務理事選出における今回の勝利は、国際貿易の紛争解決における調停機能を回復させようとする途上国の熱意の結果だと指摘する。「途上国の支援を受けたという事情を鑑みれば、これらの国々がWTOにおける貿易と各国間の貿易紛争の調停に新たな規準が導入されることを支持していることを今回の選挙は意味する。今回の結果が意味する最大の部分は、そこだ。その課題に対する取り組みを示したと言える」と分析する。

バルボーザ氏はさらに、アゼベード氏がWTOのトップとして果たす役割の1つとして、2国間貿易協定を締結する動きが拡大していることへの対応になると指摘する。「この貿易協定は、WTOの枠外で生まれている。同氏は、その現実に対処しなければならない」と話す。

新たな境地

ブラジル養鶏連合会(Ubabef)のフランシスコ・トウラ会長は、アゼベード氏の専務理事選出でブラジルが新たな境地に立ったとの認識を示す。同会長によるとWTOは、国際貿易の「基本原則に重きを置く」よう、改革する必要があるという。「新しい市場へのアクセスは、より良い地ならしがされていてしかるべきだ。だが我々は、他国に市場を開放しない国があることを認識しており、それは、原則にのっとっていないことに他ならない」。トゥラ会長によると、同協会はアゼベードが選出される以前から、市場開放を困難にしている国々を相手取りパネルの開設に向け検討を進めてきた。このため、同協会は、外務省がこれを認めるかどうかにかかっているが、パネル設置の申請に向けた取り組みに協力している。

実際、ジルマ政権の発足後、貿易紛争に関する最初の申し立てを行ったのが養鶏業界である。このプロセスは2012年12月に解決され、南アフリカ政府はブラジル産鶏肉への追徴課税を撤廃した。

ドーハラウンド

ブラジル綿花生産者協会(Abrapa)のジルソン・ピネッソ会長は、WTOの次期専務理事にアゼベード氏が決定したことは、自由貿易を視野に貿易障壁を撤廃することを目的としたドーハ・ラウンドが、交渉をまとめるための糸口をつかむ大きなチャンスになると指摘する。「同氏の役割は、停滞した交渉を前進させることだ」とコメント。ブラジル貿易会社協会(Abece)のリリア・ミランダ専務理事も、エスタード通信とのインタビューで、同様に今回のアゼベード氏の選出がドーハ・ラウンドの膠着を打破する可能性があると指摘する。「WTO専務理事としてアゼベード氏が発揮する能力と経験、スキルは、国際社会全体、あらゆる国に益するもので、その結果、ドーハ・ラウンドの膠着を打破し、その結果、新たな関税の引き下げ(課税率撤廃)に向けた新ラウンドが、貿易の円滑化を図る一連の政策と並行してスタートするだろう」と話す。(2013年5月8日付けエスタード紙)



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