ヴァーレ社が昨年初めに買収を試みたスイスの資源大手エクストラータ社はアングロ・アメリカ社に対して対等合併提案を行なったが、合併が成立すると総資産670億7,000万ドルの一大資源会社の誕生となる。
合併が成立すれば銅鉱石、ニッケル、石炭、プラチナなどの生産で大きなシナジー効果が発揮できるが、合併には両社のアドミニストレーションの調整など難しい問題点も指摘されている。
エクストラータとアングロ・アメリカンとの合併後はリオ・チント社の総資産を上回るが、BHPビリトンとの比較では大きな格差がある。{2009年6月22日付けエスタード紙}