Câmara do Japão
Português
検索: OK

鉱業

検索期間を指定してください: OK
カルテル形成でセメントメーカー6社に31億レアルの罰金 2014/03/12

昨年12月に日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)は、ブラジル国内のセメント業界は寡占状態にある同一業種の企業が競争を避けて利益を確保するため、価格・生産量・販路などについて協定を結ぶカルテルを形成していたと指摘していた。

セメント業界大手企業がカルテルを形成したと判断されれば、最高罰金として売上高の20%まで課税されるために、罰金総額は31億レアルに達する可能性があり、カルテルを形成したセメントメーカーは平均24%に相当する資産売却の必要に迫られる可能性がある。

経済防衛行政審議会によるセメント業界のカルテル調査は2007年に開始、カルテル形成をしていた企業として、Holcim do Brasil社並びに Votorantim Cimentos社、 Camargo Correa Cimentos 社、Cimpor Cimentos do Brasil社、 Itabira Agro Industrial社 Companhia de Cimento Itambe社を挙げているが、今年1月22日のCadeで審議が中断されたにも関わらず、5人の審査官のうち3人が罰金刑に賛成すると予想している。

Votorantim Cimentos社に対する罰金は15億6,000万レアルで自社のセメント生産の35%に相当する資産売却を余儀なくされる可能性があり、Holcim do Brasil社に対する罰金は5億800万レアル、Itabira Agro Industrial社には4億1,170万レアル、Cimpor Cimentos do Brasil社には2億9,780万レアル、Camargo Correa Cimentos 社には2億4,170万レアル、Companhia de Cimento Itambe社には8,820万レアルの罰金が科せられる可能性がある。

カルテルを形成した6社がCade審議会の判定に沿って罰金を支払えばブラジルのセメント業界は壊滅的な打撃を受けるために、6社はあらゆる手段を用いて長期に亘る法廷闘争に持ち込むと予想されている。

ブラジル国内には16セメントメーカーが90カ所のセメント工場で年間7,100万トンのセメントを生産、2006年から建築ブームが続いてセメント需要が拡大、また大型インフラ設備向け投資の拡大などが牽引して、セメント業界は増産を続けている。

南東部地域のセメント生産は全体の48.9%に相当する3,360万トン、北東部地域は19.9%の1,375万トン、南部地域は14.6%の1,010万トン、中西部地域は11.3%の770万トン、北部地域は5.3%の370万トンとなっている。

2013年4月のセメントメーカーのセメント生産能力は8,200万トン、リオのオリンピックや経済成長加速プログラム(PAC-2)の大衆住宅プログラム、港湾並びに道路、空港などのインフラ設備向け民営化プログラムが目白押しで、2016年には1億1,700万トンの生産能力に達すると予想されている。

中国は年間20億トンのセメントを生産しているが、中国のセメントメーカーCitic-Hic社は、セメントの原料となる石灰石が豊富に埋蔵されているパラナ州アドリアノポリス市に5億1,800万レアルを投資して、Cia.Vale do Ribeira社と共同で年間100万トンのセメントを生産する工場を建設して、ブラジル進出に足掛かりを築く。(2014年3月12日付けヴァロール紙)

 



2019/10/07 » 連邦政府はウラン鉱開発並びに原子力発電所建設拡大
2019/06/05 » ミナス州の中小鉱業会社が鉄鉱石生産再開
2019/05/14 » ヴァーレ社は鉄鉱石乾燥プロセスに110億レアル投資
2019/04/15 » ヴァーレ社の鉱滓用ダム決壊事故で鉄鉱石ペレット不足懸念
2019/04/09 » 今年の鉄鉱石価格は既に30%以上値上がり
2019/04/05 » Sigma Mineração社は7,000万ドル投資でリチウム鉱開発
2019/03/29 » 今年のヴァーレ社の鉄鉱石生産は7,500万トン減産予想
2019/03/28 » 昨年のヴァーレ社の純益は鉄鉱石価格とドル高で45%上昇
2019/02/08 » ヴァーレ社の廃水用ダム事故や操業停止で鉄鉱石価格は100ドル突破か
2019/01/09 » 2019年のセメント生産は3.3%増加の5,440万トン予想
2018/12/19 » ラポーザ・セーラ・ド・ソル先住民保護区には90件の鉱物資源調査申請済み
2018/10/25 » 第3四半期のヴァーレ社の純益は為替下落で20%減少
2018/10/16 » ヴァーレ社の第3四半期の鉄鉱石生産は記録更新
2018/10/11 » 2019年の国内のセメント消費は3.0%以上増加予想
2018/10/04 » アルミナ製錬所アルノルテの操業を一時停止でアルミ価格上昇か
2018/09/24 » 今年の鉱業関連ロイヤリティは30億レアル突破で記録更新予想
2018/09/11 » ヴェーレ社は鉄鉱石鉱山の無人ダンプトラック走行システムを開発・導入
2018/07/26 » ヴァーレ社の第2四半期の純益は前年同期比5倍に上昇
2018/07/17 » ヴァーレ社の第2四半期の鉄鉱石生産は記録更新
2018/06/12 » トラック運転手の国道封鎖抗議デモで今年のセメント生産減少に追討ち

バックナンバー »

会議所マップ

会議所所在地

【会議所 トピックス】

Pdf「移転価格の観点からのブラジルOECD加盟に向けて」KPMG Brazil 移転価格グループのEdson Costaダイレクター(2019年10月9日)

Pdf経済省は新経済政策として小規模事業へのフォーカスを決定

Pdf「アルゼンチン大統領選挙直前の現地最新情勢について」ジェトロ・ブエノスアイレス事務所の紀井寿雄所長(2019年9月17日/18日)
 

Pdf「間接税の基礎」セミナー 課税・通関WGメンバーの安岡正哉氏(2019年8月29日)

 

2019年下期業種別部会長シンポジウム発表資料(2019年8月22日)

Pdf  金融部会    津田 双羅
   Pdf  金融部会 フェルナンド・オノラット・バルボーザ
Pdf  貿易部会    猪股 淳
Pdf  機械金属部会    山田 佳宏
Pdf 自動車部会    下村 セルソ
Pdf コンサルタント部会     吉田 幸司

Pdf  化学品部会     村松 正美
Pdf  電機・情報通信部会    小渕 洋
Pdf  食品部会     佐々木 達哉
Pdf  運輸サービス部会     湯原 慶
Pdf  生活産業部会     今川 尚彦

電機・情報通信部会(髙田正純部会長)主催のICTセミナー(2019年8月15日)

Pdf「ゼロトラスト時代のアカウンタビリティ~サイバーリスクへの対策強化に向けて」NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部マネージドセキュリティサービス推進室の竹内文孝室長

Pdf「IT資産集約型からクラウド活用への現状とセキュリティ課題」パロアルトネットワークス株式会社の藤生昌也シニアビジネスデベロップメントコンサルタント

労働ワーキンググループ主催セミナー(2019年7月23日)

Pdf「転換するブラジルの社会福祉 -右派・保守、イデオロギー色の強いボルソナロ政権-」ジェトロ・アジア経済研究所の海外調査員(サンパウロ大学客員教授)の近田亮平氏

パラグアイセミナー(2019年6月7日)

Pdf「パラグアイの地理的ポテンシャル」在パラグアイ日本国大使館の石田直裕特命全権大使

Pdf「チャンスの国パラグアイ」REDEIEXのSebastian Bogaddo氏、

Pdf「パラグアイの進出方法」ジェトロ中小企業海外展開現地支援プラットフォームの石田ミゲル コーディネーター

Pdf第一回イノベーション研究会によるアンケート結果
 

Pdf「法人所得税の損金算入」セミナーPDF吉田幸司グループ長
 

Pdf労働ワーキンググループセミナー「労働組合と労使交渉」PDF資料

 

Pdf最新版 サンパウロ市役所民営化案件リスト(2019年1月)

「ブラジル労働法のポイント」
(表紙クリックで内容表示)

Pdfブラジルのポテンシャル

(麻生元総理との意見交換会)

 

→ バックナンバー

Pdfブラジル概要資料