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食肉偽造事件発覚でブラジルの信用は壊滅的なダメージ 2017/03/20

連邦警察による食肉検査の偽装汚職問題に対する1,100人の捜査官を動員した『Operação Carne Fraca』(規格外混入食肉取締作戦)‐と命名された捜査で、世界最大の食肉メーカーJBS社や国内最大の食品会社 Brasil Foods (BRF)社にも捜査が及んでおり、世界の食糧供給国であるブラジルの食の安全性の信用が壊滅的な打撃を受けると予想されている。

『Operação Carne Fraca』(規格外混入食肉作戦)では、農畜産省(APA)の職員が賄賂を受け取って、衛生検査を行わずに許可証の発行疑惑、食用期限切れを隠すための化学薬品使用、増量のための水注入、ダンボールや期限切れ食肉の混入などを行っていた疑いがもたれている。

連邦警察は38人を逮捕、77人を強制連行、194件の押収令状を取得して1,100人の捜査官を関係各州に派遣、また農畜産省では33人の職員の停職、畜産会社の3拠点の操業停止しを命じた。

操業停止を命じられた3拠点の中には、サジア並びにペルジゴンの有名ブランド製品を擁するBrasil Foods (BRF)社、Friboi,やSearaの有名ブランド製品を擁するJBS社の食肉工場が含まれている。

連邦警察では食肉の不正疑惑事件として過去最大級の捜査を7州で実施、サンパウロ州並びにパラナ州、サンタ・カタリーナ州、南大河州、マット・グロッソ州、ゴイアス州、ブラジリア連邦直轄地で捜査を実施している。
食肉検査の偽装汚職の容疑以外にも食肉業界ぐるみの政治献金の疑惑が浮かんできており、食肉の衛生検査はブラジル民主運動党(PMDB)と進歩党(PP)が独占しており、検査官だけでなく政党や政治家に上納されていた可能性が浮かんできている。

2016年のブラジルの食肉輸出総額は、126億5,500万ドルで穀物派生製品の輸出総額195億5,700万ドル、鉄鉱石の158億1,600万ドルに次いで3位であり、今回の業界ぐるみの食肉検査の偽装汚職問題で、今まで築いてきたブラジルの食糧安全対策の信用が崩れて、食肉輸出に大きな影響が出ると疑問の余地がない。

2015年の鶏肉生産ではブラジルが430万4,000トンで2位の米国の199万トンを130万トン上回ってトップ、ヨーロッパ連合国は115万トン、タイは58万トンでブラジルの鶏肉輸出は不動の地位を築いていた。

また2015年の豚肉生産ではヨーロッパ連合国が235万トンで米国の226万8,000トンを抜いて1位、3位にはカナダの121万トン、ブラジルは55万5,000トンで4位となっている。

2016年のブラジルの輸出企業の拠点別ランクではヴァーレ社パラー州パラウペバス市が1位、2位はエンブラエル社サン・ジョゼ・ドス・カンポス市、3位はペトロブラス石油公社アングラ・ドス・レイス市、4位はGE社リオ州ペトロポリス市、5位にBRF社サンタ・カタリーナ州イタジャイ市、21位にはBRF社パラナ州パラナグア市、101位にはJBSサンパウロ州リンス市、119位にはJBSサンパウロ州アンドラジーナ市がランク入りしている。(2017年3月18日付けエスタード紙)

 



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