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昨年は将来のユニコーン企業発掘で50億レアル投資 2019/05/14

2018年のブラジル国内のベンチャー企業やスタートアップ企業など高い成長が予想される未上場企業に対して、出資を行う投資会社ベンチャーキャピタルの投資総額は50億レアルに達している。

ベンチャーキャピタルは、創業間もないベンチャー企業やスタートアップ企業の将来の成長を見込んで資金を「融資」ではなく「出資」する形を取るため、資金を返済する必要はないが、企業が成長や上場したときに株式を売却することで資金を回収する。

しかし投資したスタートアップ企業が成長せずに上場しなかったり、事業に失敗したりすれば投資資金を回収できなくなるが、それを避けるために、ベンチャーキャピタルは投資先企業の成長支援を継続、自社の社員を投資先企業のメンバーとして参加や外部コンサルティングを使う場合もあり、時にはベンチャーキャピタルの投資担当者が投資先企業の社外取締役に就任して経営に参画している場合もある。

スタートアップ企業への投資は一攫千金的な要素が強いにも関わらず、評価額10億ドル以上の非上場で設立10年以内のベンチャー企業のユニコーン企業の化ける可能性が非常に高い一方で、大半のスタートアップ企業は日の目を見ないで消えている。

ブラジルのスタートアップ企業でユニコーン企業に化けたのは、Nubank社並びに Movile社、 Stone社、 99社、 Pag-Seguro社、 Gympass社でそれぞれ市場価格が10億ドルを突破している。

2018年のブラジルのスタートアップ企業向け投資総額は前年比51%増加の51億レアル(13億ドル相当)、ラテンアメリカ地域の65%を占めていると非営利団体で中南米の投資状況をまとめているラテンアメリカ・プライベートエクイティ&ベンチャーキャピタル協会(Latin American Private Equity and Venture Capital Association、LAVCA)では発表している。

今月初めにソフトバンクは、コロンビアのボゴタに本社を置くスタートアップ企業ラピ社(Rappi)に10億ドルの投資を発表、ソフトバンク社は、今年3月上旬に総額50億ドルに達するラテンアメリカ地域攻略する最先端テクノロジー向け投資ファンドを設立している。

またApple社やQualcomn社が出資しているイノヴェーション企業向けに最大1,000億ドルに達するVision Fund社もソフトバンク社と共同でラピ社に出資する。

過去数年間のベンチャーキャピタルの投資では、ブラジル国内で最も早くベンチャーキャピタル企業で創業2005年のモナシーズ(Monashees)は、投資先としてライドシェアのノビノビ社、クーポンサイトのペイシェ・ウルバノ社、オンラインマーケティングのブーボックス社などに投資している。

また創業2011年のカゼッキ・ベンチャーズ(KaszekVentures)社は、南米のECサイト最大手メルカド・リブレ社(MercadoLibre)の創業者であるニコラス・セカシ氏(Nicolás Szekasy)とエルナン・カザ氏(Hernán Kazah)が出資、採用サイトのラヴ・マンデイ(Love Monday)社、眼鏡のオンラインショップのエオチカ社(eOtica)などに投資している。

創業が2012年のヘッジポイント・イーベンチャーズ社(Redpointeventures)代表は、南アフリカのIT大手ナスパーズでラテンアメリカのM&A担当でもあったアンダーソン・シーズ(Anderson Thees)氏であり、 オンラインの不動産担保ローンを完結するクレジタス社、コロンビア発の物流プラットフォームのハッピ社(Rappi)、オンライン契約締結プラットフォームのクリックサイン社(CLICKSIGN)などに投資している。

中国の e タクシー大手 Didi Chuxing社(滴滴出行)は、2013年に設立されたサンパウロ拠点のブラジルの配車サービス大手 99 社を約10億ドルで買収、奏者に出資していた投資家にとっては投資額の60倍に相当する投資利益を上げている。

ヘッジポイント・イーベンチャーズ社(Redpointeventures)に投資したアンダーソン・シーズ氏は、スタートアップ企業のViajanet社並びにGympass社、Resultados Digitais社などにも幅広く投資をしている。

世界トップのベンチャー投資ファンド500 Startups社のBedy Yang氏は、毎年世界中で5000社のスタートアップ企業を投資対象として精査するにも関わらず、投資対象となる企業は調査対象の1.0%にも満たない。

投資ファンド500 Startups社はポートフォーリオ関連2000社に投資しているにも拘らず、ユニコーン企業まで成長したのは僅か10社に留まっている。ブラジル国内では40社のスタートアップ企業に投資しているにも拘らず、ユニコーン企業まで成長したのは皆無と説明している。(2019年5月12日付けエスタード紙



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【会議所 トピックス】

Pdf「アルゼンチン大統領選挙直前の現地最新情勢について」ジェトロ・ブエノスアイレス事務所の紀井寿雄所長(2019年9月17日/18日)
 

Pdf「間接税の基礎」セミナー 課税・通関WGメンバーの安岡正哉氏(2019年8月29日)

 

2019年下期業種別部会長シンポジウム発表資料(2019年8月22日)

Pdf  金融部会    津田 双羅
   Pdf  金融部会 フェルナンド・オノラット・バルボーザ
Pdf  貿易部会    猪股 淳
Pdf  機械金属部会    山田 佳宏
Pdf 自動車部会    下村 セルソ
Pdf コンサルタント部会     吉田 幸司

Pdf  化学品部会     村松 正美
Pdf  電機・情報通信部会    小渕 洋
Pdf  食品部会     佐々木 達哉
Pdf  運輸サービス部会     湯原 慶
Pdf  生活産業部会     今川 尚彦

電機・情報通信部会(髙田正純部会長)主催のICTセミナー(2019年8月15日)

Pdf「ゼロトラスト時代のアカウンタビリティ~サイバーリスクへの対策強化に向けて」NTTコミュニケーションズ株式会社経営企画部マネージドセキュリティサービス推進室の竹内文孝室長

Pdf「IT資産集約型からクラウド活用への現状とセキュリティ課題」パロアルトネットワークス株式会社の藤生昌也シニアビジネスデベロップメントコンサルタント

労働ワーキンググループ主催セミナー(2019年7月23日)

Pdf「転換するブラジルの社会福祉 -右派・保守、イデオロギー色の強いボルソナロ政権-」ジェトロ・アジア経済研究所の海外調査員(サンパウロ大学客員教授)の近田亮平氏

パラグアイセミナー(2019年6月7日)

Pdf「パラグアイの地理的ポテンシャル」在パラグアイ日本国大使館の石田直裕特命全権大使

Pdf「チャンスの国パラグアイ」REDEIEXのSebastian Bogaddo氏、

Pdf「パラグアイの進出方法」ジェトロ中小企業海外展開現地支援プラットフォームの石田ミゲル コーディネーター

Pdf第一回イノベーション研究会によるアンケート結果
 

Pdf「法人所得税の損金算入」セミナーPDF吉田幸司グループ長
 

Pdf労働ワーキンググループセミナー「労働組合と労使交渉」PDF資料

 

Pdf最新版 サンパウロ市役所民営化案件リスト(2019年1月)

「ブラジル労働法のポイント」
(表紙クリックで内容表示)

Pdfブラジルのポテンシャル

(麻生元総理との意見交換会)

 

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