世界最大のスーパーチェーンであるウォルマートの世界の昨年最終四半期の純益は前年同期比7.3%増加の80億ドルを記録、しかしブラジルのウォルマートは前四半期に多くの店舗を開店して経費計上に結びついたために、41.7%と大幅な減少に結びついた。
また昨年の第3四半期の世界の売上は2.5%増加の1156億ドル、ブラジルの実質売上は27店舗を新規開店したために、7.8%増加に結びついている。
五か月前に売上不振でブラジルのウォルマートの社長を交代、マルコス・サマハ新社長は価格プロモーションや特売を一切行わずに常に低価格で各商品を消費者へ提供する、価格戦略(EDLP)をすでに40日間に亘って展開している。
またサマハ新社長は年内にプライベートブランド商品を300品目以上開発予定、世界中のウォルマートの中でもブラジル、メキシコおよび中国での売上が伸びている。(2011年2月23日付けヴァロール紙)