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4月の小売販売は2カ月ぶりに上昇 2017/06/14

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、今年4月の自動車や建材を含まない小売販売は、2カ月ぶりに前月比1.0%増加、2月の小売販売としては2006年2月の1.1%増加に次ぐ記録となっている。

また4月の小売販売は前年同月比では1.9%と大幅増加して前年同月比の比較では24カ月連続から上昇に転じている。また自動車や建材を含む小売販売は、前月比1.5%増加して2008年4月に記録した2.4%増加に次ぐ記録となっている。

ブラジル地理統計院(IBGE)月間小売調査(PMC)担当のアナリストは、今後の小売販売の傾向は、5月中旬のテメル大統領の録音問題発覚による政治混乱の影響で、消費回復カーブが更に緩やかになると予想している。

しかしModal Assetエコノミストのダニエル・シルヴァ氏は、今年3月10日から開始された勤続期間保障基金(FGTS)の凍結預金解除で小売販売は回復傾向となっていたものの、J&F社の共営者Joesley氏の司法取引の報償付証言による政治混乱の影響で、第2四半期の小売販売回復の先行きは、不透明感が増してきている。

4月の自動車や建材を含まない小売販売は前月比1.0%増加、今年初め4か月間の小売販売は前年同期比マイナス1.6%、2016年初め4か月間は前年同期比マイナス6.9%を記録している。

セクター別小売販売比較では、4月の燃料・潤滑油セクターは前月比マイナス0.8%、今年初め4か月間は前年同期比マイナス5.2%、2016年初め4か月間は前年同期比マイナス9.7%、前記同様にスーパーマーケット・食品・飲料・嗜好品セクターは0.9%増加、マイナス1.0%、マイナス3.3%となっている。

前記同様に繊維・衣料・履物セクターは3.5%増加、6.3%増加、マイナス12.5%、家具・家電セクターはマイナス2.8%、2.2%増加、マイナス15.5%、医薬品・医療機器・香水セクターはマイナス0.4%、マイナス3.0%、1,5%増加、書籍類・印刷物・製本セクターはマイナス4.1%、マイナス4.8%、マイナス15.5%、事務機器・通信機器・情報機器セクターは10.2%増加、マイナス7.7%、マイナス16.2%、その他の日用雑貨・装身具類セクターは0.1%増加、マイナス3.1%、マイナス12.4%となっている。

自動車や建材を含む小売販売は1.5%増加、マイナス1.8%、マイナス9.4%、そのうち二輪・四輪・自動車部品セクターはマイナス0.3%、マイナス8.8%、マイナス13.6%、建材セクターはマイナス1.9%、2.9%増加、マイナス14.3%となっている。

第2四半期のGDP伸び率は、食料品価格のデフレや一般消費者の僅かな景況感の改善、金利の引下、勤続期間保障基金(FGTS)の凍結預金解除の影響で前回予想のマイナス0.4%からマイナス0.3%に上方修正、しかし今年の自動車や建材を含まない小売販売は、前年比マイナス0.7%に留まるとブラデスコ銀行では予想している。(2017年6月14日付けヴァロール紙)

 



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