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今年の小売販売は過去15年間で最低か 2015/10/15

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、8月の小売販売は前月比マイナス0.9%と7か月連続で前月比を割り込んで2001年以降では最悪を記録、また前年同月比ではマイナス6.9%と2003年3月以降では最大の落ち込みを記録している。

全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)では、今年の小売販売は、前年比マイナス3.6%予想で2003年のマイナス3.7%に次ぐ落込みを予想、Fator銀行では今年の小売販売をマイナス4.4%と予想している。

テンデンシアス・コンスルトリア社では今年の小売販売は前年比マイナス4.1%と予想、しかし米国の習慣を採用した毎年11月第4木曜日に催される感謝祭(Thanksgiving Day)翌日のブラックフライデーやクリスマス商戦が低調に推移すればマイナス4.3%迄落ち込むと同社エコノミストのロドリゴ・バジ氏は危惧している。

今年の小売販売不振の要因として、一般消費者の景況感の悪化並びに高止まりするインフレ、政策誘導金利(Selic)上昇に伴うクレジット金利の高騰、製造業部門の在庫調整に伴う失業率の上昇、実質賃金の減少、家庭の負債増加などの要因で可処分所得の減少が大きな比重を占めている。

8月の自動車や建材販売を含まない小売販売は前月比マイナス0.9%、自動車や建材販売を含む広範囲小売販売はマイナス2.0%、前記同様に前年同月比マイナス6.9%、マイナス9.6%、今年8か月間の累積はマイナス3.0%、マイナス6.9%、過去12か月間の累積はマイナス1.5%、マイナス5.2%となっている。

自動車や建材販売を含まない小売販売のセクター別比較では、8月の燃料・潤滑油セクターは前月比マイナス1.3%、前年同月比マイナス7.2%、今年8か月間ではマイナス3.9%、過去12か月間ではマイナス1.5%となっている。

前記同様にハイパー・スーパーマーケットセクターはマイナス0.1%、マイナス4.8%、マイナス2.3%、マイナス1.7%、繊維・衣料・履物セクターはマイナス1.7%マイナス13.7%、マイナス6.6%、マイナス4.3%となっている。

前記同様に家具・家電セクターはマイナス2.0%、マイナス18.6%、マイナス12.4%、マイナス8.2%、医薬品・香水・医療機器セクターは0.6%増加、1.1%増加、4.2%増加、5.6%増加、書籍類・印刷物・製本セクターはマイナス2.6%、マイナス15.6%、マイナス9.2%、マイナス9.3%、事務機器・通信機器・情報機器セクターは1.0%増加、マイナス7.1%、5.9%増加、4.7%増加、その他の日用雑貨・装身具類セクターはマイナス0.2%、マイナス2.9%、2.6%増加、4.45増加している。

また前記同様に広範囲小売販売の自動車・オートバイ・自動車部品セクターはマイナス5.2%、マイナス15.7%、マイナス15.4%、マイナス12.9%、建材セクターはマイナス2.3%、マイナス9.1%、マイナス5.6%、マイナス3.8%となっている。

自動車や建材販売を含まない小売販売の約50%の比率を占めるスーパーマーケットの小売販売の落ち込み要因として、食料品価格がインフレ指数以上に上昇したことが大きな比重を占めている。(2015年10月15日付けエスタード紙)

 



2020/10/09 » 8月の小売販売量は前月比3.4%増加(2020年10月8日付けヴァロール紙)
2020/10/07 » COVID-19パンデミックで閉鎖していたショッピングセンターの6,000店舗が再開(2020年10月7日付けヴァロール紙)
2020/09/23 » 過去6ヶ月のオンラインコマース販売伸び率が6年間の伸び率に相当(2020年9月22日付けエスタード紙)
2020/09/11 » 今年7月の一般小売販売は前月比5.2%増加(2020年9月10日付けヴァロール紙)
2020/08/13 » 6月の小売販売はスーパーマーケット下牽引して8.0%増加(2020年8月12日付けエスタード紙)
2020/08/12 » 600レアルの緊急補助金支給は小売販売の売上減少に歯止め(2020年8月11日付けエスタード紙)
2020/08/11 » メルカードリブレ社の第2四半期のブラジル国内の純益は前年同期比61%増加(2020年8月10日付けヴァロール紙)
2020/07/09 » 今年5月の一般小売販売は前月比二桁増加の13.9%急増(2020年7月8日付けのヴァロール紙)
2020/07/06 » 6月の1日平均の電子インボイス発行は、前月比15.6%増加の239億レアルを記録(2020年7月5日付けエスタード紙)
2020/06/30 » COVID-19パンデミックで書籍販売はオンライン販売限定で大幅減少も5月中旬以降は僅かに回復傾向(2020年6月29日付けヴァロール紙)
2020/06/24 » ショッピングセンターの売上は68.7%減少の最悪期は過ぎたか(2020年6月23日付けエスタード紙)
2020/06/17 » 4月の一般小売販売量は前月比マイナス16.8%で過去最悪の落込み幅を記録(2020年6月16日付けヴァロール紙/ブラジル地理統計院(IBGE)サイトから抜粋)
2020/06/12 » パンデミック90日間のインターネット販売は71%増加(2020年6月11日付けヴァロール紙)
2020/06/04 » サンパウロ市の恋人の日の小売販売は前年比33%減少予想(2020年6月3日付けエスタード紙)
2020/05/14 » 今年3月の一般小売販売はスーパーマーケットの通常営業にも拘らず、前月比マイナス2.5%の落込みを記録(2020年5月13日付けエスタード紙)
2020/05/11 » Via Varejo社並びにCentauro社はキャッシュフロー強化のため増資で資金調達 (2020年5月11日付けエスタード紙)
2020/05/07 » メルカードリブレはEコマースに拍車をかけ、ブラジルのスーパー業界に参入(2020年5月6日付けヴァロールエコノミコ紙)
2020/04/30 » 下落傾向だった電化製品の販売が2020年4月第3週に入って2%拡大(2020年4月30日付けバロール紙)
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2020/04/27 » サンゴバンが2020年の業績を下方修正し前年比-15%も想定(2020年4月27日付けバロール紙)

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