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5月の過去12か月間の小売販売は11年ぶりに減少 2015/07/15

ブラジル地理統計院(IBGE)の月間小売調査(PMC)によると、5月の過去12か月間の小売部門販売は、前年同期比マイナス0.5%を記録して過去11年間で初めて減少に転じた。

4月の過去12か月間の小売販売は、前年同期比0.4%増加して製造業部門並びにサービス業部門以外では唯一増加していたにも関わらず、5月はマイナスに転じてブラジルの国内経済の停滞が一層鮮明になってきている。

中国経済の停滞やギリシャの財政危機などの外的要因、高止まりするインフレや銀行金利による一般家庭の消費停滞、失業率増加に伴う景況感の悪化で下半期並びに年末商戦の小売販売増加は、期待できないと全国商業財・サービス・観光・商業連合(CNC)のエコノミストのブルーノ・フェルナンデス氏は危機感を強めている。

また多くのエコノミストは、今年のGDP伸び率はマイナス2.0%まで落ち込む可能性を見込んでいるため今年の最終四半期の小売販売は低調に推移すると予想、小売販売の回復はインフレ指数が低下傾向を示す2016年にずれ込むと予想している。

5月の建材や自動車を含まない小売販売は前月比マイナス0.9%、建材や自動車を含む広範囲小売販売は前月比マイナス1.8%、5月の小売販売は前年同月比マイナス4.5%、広範囲小売販売はマイナス10.4%、過去12か月間の小売販売はマイナス0.5%、広範囲小売販売はマイナス5.0%となっている。

5月の建材や自動車を含まないセクター別の小売販売比較では、燃料・潤滑油セクターは前月比マイナス0.9%、前年同月比マイナス4.5%、過去12か月間ではマイナス0.5%、前期同様に燃料・潤滑油セクターは前月比マイナス0.1%、マイナス4.2%、マイナス1.1%、スーパー・食品・飲料・嗜好品セクターはマイナス1.1%、マイナス2.1%、マイナス0.9%、繊維・衣料・履物セクターは2.7%増加、マイナス7.7%、マイナス2.8%となっている。

前期同様に家具・家電セクターはマイナス2.1%、マイナス18.5%、マイナス6.1%、医薬品・医療・香水セクターはマイナス0.4%、1.8%増加、6.8%増加、事務機器・情報機器・通信機器セクターは5.5%増加、0.3%増加、3.2%増加、書籍・雑誌セクターはマイナス2.1%、マイナス11.8%、マイナス9.5%、日用雑貨・装身具セクターは1.7%増加、0.2%増加、5.8%増加している。

また前期同様に建材や自動車を含む広範囲小売販売の自動車・オートバイ・輸送パーツセクターはマイナス4.6%、マイナス22.2%、マイナス13.9%、建材セクターはマイナス3.8%、マイナス11.3%、マイナス3.6%とそれぞれ大幅に落ち込んできており、国内経済の回復には程遠い状況となっている。(2015年7月15日付けエスタード紙)



2020/10/09 » 8月の小売販売量は前月比3.4%増加(2020年10月8日付けヴァロール紙)
2020/10/07 » COVID-19パンデミックで閉鎖していたショッピングセンターの6,000店舗が再開(2020年10月7日付けヴァロール紙)
2020/09/23 » 過去6ヶ月のオンラインコマース販売伸び率が6年間の伸び率に相当(2020年9月22日付けエスタード紙)
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2020/08/12 » 600レアルの緊急補助金支給は小売販売の売上減少に歯止め(2020年8月11日付けエスタード紙)
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