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(特別記事)消費者保護センターが重債務消費者への応対窓口を設置へ 2012/08/22

予算の半額を上回る負債を抱える消費者は、精神的な影響を大きく受ける。消費者保護センター・サンパウロ本部が、2011年1月から7月にかけて、パイロット・プロジェクトとして、重債務者(特定債務者)に対する特別支援センター業務を実施し、問題を把握した。消費者保護センターは9月初旬、この応対センターを正式に立ち上げる。

このプロジェクトで消費者保護センターは、重債務者の3分の1が健康問題を抱えていることも把握。消費者保護センターサンパウロ本部のヴェラ・レメジ特別補佐は、「応対した288人の中で、負債が原因になった強い精神的障害を受けている人を確認した」と言う。

消費者保護センターによる重債務者に対する支援計画は、債務者に対して家計予算に対してアドバイスするほか、心理カウンセリングを実施する。加えて、サンパウロ州裁判所に対して負債の分割返済などの特定調停に向けて交渉し、債務者が重債務状況にあるかどうかを判断する予備調査の実施についても責任を負う。

教育講習と保健講習に参加後、債務者は、債権者との調停が行われるサンパウロ州裁判所内に設置されている、公民権と係争解決のための司法センター(Cejusc)に送られる。Cejuscのリカルド・ペレイラ・ジュニオル調停裁判官は、「裁判所は、すべての債権者を同席させ、集団交渉を実施した」とコメント。

計画の立ち上げに際して、消費者保護センターは2011年、上記のようなパイロット・プロジェクトを、先行試験として実施した。この試験ではさらに、買い物のコントロールが利かなくなる特定の心理障害、いわゆる衝動買いにも注目が集まった。

クリニカ病院の心理学者、レナータ・メランサルディ氏は衝動買いについて、消費衝動にとりつかれた状態の病気として知られていると説明。「患者は、消費行動をコントロールするのが難しく、この消費を抑制できない状態が何度も繰り返される」と言う。クリニカ病院は、年間45人の患者を診察しており、心理療法師と精神科医による治療を提供している。

消費者保護センターの広報担当者は、「心理的に問題を抱えている人の内、元々この種の障害を抱えている人が一部いることが判明している。そこで我々はこの問題を、消費者に対する警鐘という形で、講習に含めることにした」と言う。

看護助手のマルタ・オリベイラ氏は、10年前に友人のために自身の名義で自動車を購入、その分割払いを負担したことで、支払いのコントロールを失った。時間とともにマルタ氏は、自動車を完済しようと努力する傍ら、自身の支出を補うために別の融資を受ける多重債務の状態に陥った。クレジットカードのデビットが積み上がり、銀行からも融資を受けた。「電話が鳴るといつも悪夢にうなされ、夜も寝られなかったわ」と言う。マルタ氏は、消費者保護センターのパイロット・プロジェクトに参加した。現在、彼女は複数の債権者と、3件の合意を交わしている。

高金利
消費者保護センターサンパウロ本部のレメジ特別補佐は、「支援を受けた人々の大部分が、クレジットカードと特別小切手という、金利が最も高い種類の負債を抱えている」とコメント。FGVのパウロ・ガラ経済学教授によると、消費者が債務超過に陥る理由の1つが、高金利だと指摘する。「もしあなたが年利30%から50%という水準の金利を抱えているとすれば、負債は2年ごとに2倍に膨れ上がる」と指摘する。(2012年8月15日付エスタード紙)



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