8月のバスやトラックを含む新車登録台数は、ワールドカップによる営業日数の減少などがなくなったにも関わらず、前年同月比17.4%減少の27万1,800万台、前月比では7.8%減少している。
今年8カ月間の新車登録台数は前年同期比9.8%減少、前年同期比では24万1,000台減少の223万台まで落ち込んでおり、過去4年間では最低の新車登録台数となっている。
8月の1日当たりの新車登録台数は1万2,300台とワールドカップの影響を受けた7月の1万2,200台、6月の1万2,600台と同じ水準で推移しており、全国自動車工業会(Anfavea)では、今年の新車販売を前年比5.4%減少すると予想している。
フォード社は今週、サン・ベルナルド・ド・カンポス工場のトラックや自動車生産を在庫調整のために中止、8月のGM社の自動車販売のマーケットシェアは15%と2012年2月以来の最低を記録している。
8月のワーゲン社の自動車販売のマーケットシェアは18.7%、今年8カ月間のマーケットシェアは、17.7%とGM社の17.4%を抜いてフォード社の21.7%に接近してきている。(2014年9月2日付けヴァロール紙)