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綿花のコモディティ価格がポンド当たり1.24ドルを記録 2010/10/27

先週末のニューヨークの綿花の国際コモディティ価格は米国の南北戦争の影響で綿花栽培が盛んな南部諸州からの輸出が止まったために、1870年にはポンド当たり1.24ドルを記録したが、それに次ぐ1.19ドルを記録した。

綿花価格の上昇の要因としてパキスタンや米国テキサス州の降雨や中国の低温で生産減が予想されているために、先物投機が益々価格を押し上げているが、過去15年間の綿花の価格はポンド当たり0.4ドルから0.8ドルで推移していた。

中国は世界最大の綿花消費国で生産ではインドに次いで2位、しかし今年は天候異変で生産が予想を55万トン下回る640万トン、今年の世界の綿花生産は昨年を9万6,000トン下回る2506万トンと予想されている。

インドの繊維工業の60%は綿花関連で現在の在庫は非常に低いために8月には綿花製品が14%上昇、インド政府は国内の在庫増加のために輸出をクオーター制にした。

しかし国内生産の40%を輸出しているインドの輸出業者は綿花のコモディティ価格が高騰している現在が収益のチャンスであるために、輸出規制撤廃を訴えている。

今週、中国は国内繊維メーカーへの綿花供給を補うために、早々とモザンビークで綿花のプロセス工場建設に投資すると発表している。

綿花の国際コモディティ価格高騰でブラジルでは大豆栽培から綿花栽培に転作する生産者が大幅に増加すると予想、今後5カ月間、降雨に恵まれれば40%増加の170万トンの生産も可能となる。

綿花栽培の盛んなマット・グロッソ州では綿花栽培面積が45%増加の42万8,000ヘクタール、ミナス州では90%増加の2万7,000ヘクタールに拡大すると予想されている。

2009/2010年の綿花栽培面積は82万4,000ヘクタール、来年は117万ヘクタールで2004年以降では最も大きく、今年はラニーニャ現象の影響で今後数カ月間の降雨は確実と予想されている。

来年の収穫予想170万トンは国内消費に対する供給量の確保並びに60万トンの綿花輸出も可能と見込まれているが、ブラジル貿易審議会(Camex)は今年のブラジル国内の綿花の作付面積が大幅に減少して綿花不足の可能性がでてきたために、10月から来年5月にかけて25万トンの輸入綿花について免税措置を採用している。(2010年10月27日付けエスタード紙)


 



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