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農業ニューフロンティアのマトピバ地域開発は終焉に近づく 2016/11/21

日本政府支援によるセラード農業開発事業の成果を生かして、世界でもトップレベルの農業生産を誇るブラジル新興農業開発地域のマラニョン州(MA)南部、トカンチンス州(TO)東部、ピアウイ州(PI)南部、バイア州(BA)西部の4地区に跨る「マトピバ地域」では、過去数年間の干ばつで穀物の生産性が低下してきている。

穀物栽培のニューフロンティア地域として地価の安いマトピバ地域では、過去10年間にわたって先を争って耕作地の開発が行われてきたが、大豆栽培に適した未耕作地は僅か300万ヘクタールしか残っていない。

南部地域並びに南東部地域の農業開発向け未耕地の終了やアマゾン流域の農業開発禁止で地価の安いマトピバ地域の開発が脚光を浴びていたが、降雨が少なく土地が痩せて大量の化学肥料の投下が必要なセラード地域では、今後の穀物栽培向け開発が期待できない。

農業コンサルタント企業Agroicone社では、マトピバ地域への投資からマット・グロッソ州並びに南マット・グロッソ州、ゴイアス州、ミナス州、サンパウロ州内の地価の安い耕作地への投資を推奨している。

現在のセラードのマトピバ地域の耕作地は、パラナ州に相当する2,540万ヘクタールに達しているにも関わらず、穀物栽培に不向きな耕作地は2,250万ヘクタールと大半を占め、過去数年間で640万ヘクタールの穀物栽培地域が放牧地に転換されている。

肥沃な放牧地として南マット・グロッソ州は全体の28%を占めており、ゴイアス州26%、ミナス州17%、マット・グロッソ州13%、マトピバ地域10%、内訳はトカンチンス州6.0%、マラニョン州2.5%、バイア州0.9%、ピアウイ州0.3%となっている。(2016年11月21日付けヴァロール紙)

 

 

 



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