今年第1四半期の短繊維のパルプ販売は、レアル通貨に対するドル高の為替が追い風となって輸出が好調に推移して前年同期比19.9%増加の280万トンを記録、3月の製紙の国内販売は4.4%減少の45万2,000トンとなっている。
今年第1四半期の製紙の国内販売は前年同期比6.3%減少の129万トン、3月の段ボール箱販売は前年同月比1.25%増加の28万7,452トン、前月比では12.98%増加している。
今年第1四半期の段ボール箱販売は前年同期比0.91%減少の81万8,970トンにとどまっており、またヨーロッパ並びに中国の経済が低調に推移しているために輸出の増加は期待できない。
チリ資本のCMPC社の南大河州グアイバ市の工場拡張工事に49億レアルを投資して現在の4倍に相当する年間130万トンのパルプ生産が来月から開始される予定となっている。(2015年4月28日付けヴァロール紙)