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YKKのサッシ工場見学会 2009/10/07

10月07日(水)、建設不動産部会(鈴木ワグネル部会長、本見学会にはホス建設の大滝守氏が代行)によりソロカバ市YKKアルミサッシ工場の見学会が30名参加の大盛況で実施された。

バスはサンパウロ市内から予定通り8時半に出発、車内ではYKK社の西村良二事業部長が懇切丁寧に同社の企業紹介を行った。途中ソロカバ市工業団地に立地する当所会員企業NIPRO MEDICAL社の横を通り、風力発電用風車を製造、ヨーロッパ諸国にも輸出する地場ベンチャー企業のWOBBEN社をバス車内から見学後、定刻通り10時にYKKのAP(建材)工場に到着。ソロカバ市には他の会員企業のKYOCERA(旧ヤシカ)、やIHARABRÁS等もある。

サッシ部門は1988年、サンパウロ州ジアデマ市で操業を開始、1999年に現在地に移転。300種類ものアルミ押し出し材を使って多種にわたるサッシ製品を扱っており、サッシ枚数で月間1万~1万2千枚の生産量を誇る。従業員はサンパウロの営業・施工管理・事務職員を含め約100人。西村氏及び同社スタッフ2名が、主に高層アパートで使われている窓枠サッシの製造工程を素人にも分かりやすく説明。工場内は整理整頓が行き届き全工程が一望出来る。

工場見学後、会議室にてビデオによる企業紹介が行われた。YKKグループの経営は創業者の吉田忠雄が唱えた「善の循環(他人の利益を図らずして自らの利益はない)」を企業精神とし、また「更なるCORPORATE VALUEを求めて」を企業理念として、ファスニング事業、工機事業、建材事業を主体としてグローバルに事業が展開され、その中で建材事業の成功の鍵は高品質、迅速性及び創造性にあるとしている。

また、サッシやガラスに対するメンテナンス方法など、日常の知識にも大変有利な情報を参加者は得ることができた。説明会の後、会議所の建設不動産部会を代表し大滝氏から西村氏へお礼の記念プレートが贈呈された。

工場内の食堂でYKK社提供の昼食を終え、予定通りの時間に同工場を出発、サンパウロ市内の出発地点、マクソードホテルに15時30分到着して今回の見学会を無事終了した。見学会は他業種からも大勢が参加し大盛況、事務局からは平田事務局長と私ALICEが同行した。

 

平田事務局長談話
 

素晴らしい5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)が行き届いた工場を久し振りに見学させて頂いた。

 

会議所事務所に戻ったら、正面玄関で参加者全員揃って撮った記念写真が先に到着、そのサービス・気配りには感激するばかり。

 

素人が見れば単なるアルミ鋼材に見れるが、顧客の好みで数百種に及ぶ組合せ仕様のある中で、見る見るうちに切断・組立・出荷と淀む無く流れ、人手を伴うニンベンが付く自働化には感服した。トラック運搬による納入時、時間規制のあるサンパウロ市条例への対応や顧客サービス体制に、現場の工夫と知恵が活かされていている。

 

文化や生活習慣の違う市場に適合する製品の設計、Q(品質第一)をベースとしたYKKブランドの死守、いずれもコストプッシュ要因の中、廉価な競合他社を相手に二律背反するシェアーの拡大、サンパウロ首都圏の20%シェアーを獲得、素晴らしい成績だ。

 

高層アパート10軒分に相当する月次出荷量の説明は、素人にとって非常に分かり易く、これから5年後にどれだけ増えるのか、今から楽しみにしている。

 

お昼ご馳走になった工場食もとても美味しく、従業員への福利厚生の手厚さを実感、有意義な見学会であった。異業種からの参加も多く、このような工場視察を通じ会員間の交流や相互啓発がさらに深まる事に期待したい。

 

 

YKKアルミサッシ工場見学会」感想文

 

                                                                                    ホス建設有限会社 大滝  記

 

                                                                                                                                              建設不動産部会は建設業のみならず、建設資材メーカー会社が所属されています。今回の「YKKアルミサッシ工場」の見学は多くの参加者を頂き盛会で改めてお礼を申し上げます。

窓サッシ枠は、外を見る時、窓を開ける時もあまり存在を意識されないで接しています。しかし、サッシは外の明るさや自然と接している居住エリアにとっては大事なエレメントです。サッシの種類は多くデザインが豊富で形状が複雑であることを見学できたと思います。建物は完成された機械類と同様に使用する部品数が多く、見えない所に多量の部品の集積で作られています。それらひとつひとつについて性能・品質が良い部品が集って耐久性のある建物ができております。

しかし、建物のデザイン、形は大量にあります。そのことで同じ完成部品をくりかえし大量生産ができない、工業化が進まない産業のひとつです。(注記:日本では近年、建設産業は自動化、工業化が進んでいます。)まだまだ手造りや技能に頼り、多人数が働かざる得ない建設業であることが理解頂けますと、今回の見学会の意義があります。

 

 

               

YKK社やアルミサッシ製造などについて説明するYKKの西村良二事業部長

               

熱心にアルミサッシ製造説明を聞く参加者

              

左から記念プレートを受け取るYKK社の西村良二事業部長/贈呈する大滝守建設不動産部会長代理

              

参加者全員で記念撮影



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