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セアラ州経済特区見学会 2018/04/07

2018年4月6日(金)及び7日(土)、25人が参加しセアラ州経済特区見学会が相互啓発委員会(松崎治夫委員長)及び運輸サービス部会(矢澤吉史部会長)共催のもと実施された。
 
本見学会は、輸出加工区審議会(CZPE)をはじめ、2016年会議所定例昼食会でのカミ―ロ・サンターナ(Camilo Santana)セアラ州知事による投資誘致プレゼン、今年2月の定例昼食会における上院議会議長室国際関係部長、セアラ州政府国際局長他らによるセアラ州経済特区についての説明及び見学会実施と招待など、会議所会員に対し様々なアプローチがあった上での実施であった。

6日早朝、グァルーリョス国際空港を出発したグループはフォルタレーザ国際空港に到着、州政府関係者やタイゼ・ドゥトラ(Thaise Dutra)CZPE局長の歓迎を受けた。その後、一行は州政府が用意した専用バスで州知事官邸(Palácio da Abolição)に直行した。山田彰在ブラジル日本国特命全権大使を迎えた後、サンターナ州知事主催の昼食会に参加、現地特産の食材を使った食事と共に懇談を行った。

このイベントには今回のキーパーソンともいえるマルコ・ファラニ(Marco Farani)上院議会議長室国際担当部長(前在京ブラジル総領事)も出席し、セアラ州が管轄下にある在レシフェ日本国総領事館からは丸橋次郎総領事、在ブラジル日本国大使館からは大使の他、池田英貴参事官らも2日間の行程に参加した。

昼食会の後、別室で投資セミナーが開催された。初めに山田大使が挨拶を行いセアラ州においてのビジネスの可能性に期待している旨述べた。続いてセアラ州出身のエウニシオ・オリヴェイラ(Eunício Oliveira)上院議長は地デジ日伯方式をはじめ両国の経済連携について今後セアラで日本企業の投資が行われることを願っていると述べ、サンターナ知事は治安、教育、インフラ改善に力を入れており、日本企業との経済関係強化に取り組んでいると締めくくった。

スピーチ後、会議所の紹介ビデオが流され、ブラジル政府関係者にも当会議所の概要や活動、取り組みの実績などが紹介された。

続いてから大久保敦会議所副会頭からオリヴェイラ上院議長へ、松崎相互啓発委員長からはサンターナ知事へ感謝プレートが贈呈された。

続く投資セミナーでは初めにイゾウダ・セーラ(Izolda Cela)副知事より「社会投資-教育を柱としたセアラ州の発展」と題しての講演が行われた。セアラ州は州民の教育発展に力を入れており、ブラジルの教育機関ベスト100の内、77校がセアラ州にあり、初等・中等教育においてはトップ24校は同州にある。小学2年終了時の子供の識字率は過去10年で39.9%(2007年)から88.2%(2017年)に向上するなど様々な実績を残しており、東北地域はともかくブラジル全土においても教育向上のパフォーマンスは著しい。

「セアラ州経済発展のファクター」ついてはセーザル・リベイロ(Cesar Ribeiro)州政府経済開発局長がプレゼンテーションを行った。現在州内全てを2車線道路で完備するプロジェクトを実施しており、ピアウイ、セアラ、ペルナンブコ3州にまたがるTransnordestina鉄道の開発、空路においてはフォルタレーザ空港をハブ空港にする為ドイツのフラポート社との運営提携、欧州への直行便など様々な改善を行っている。また、欧米からの海底ケーブルの設置、ぺセン港についてはオランダ・ロッテルダム港運営会社との提携も行っており、通信ハブ、港湾ハブを目指している。

「ZPE Ceará-ブラジル輸出業者へのメリット」についてはアントニオ・バウマン(Antonio Balhmann)州政府国際局長及びマリオ・リマ(Mário Lima)ZPE Ceará総裁から説明があった。ぺセン市にある面積6,000ヘクタール余りのZPE(輸出加工区)は英ファイナンシャル・タイムズ(FT)紙調査部門fDiインテリジェンスに2016年、2017年と2年連続で有望な投資先としてリコメンドされた。連邦政府や州政府の優遇税制恩典があり、インフラが整備されており、また欧米向け輸出のアクセスにおいては他の地域より優位に立っている。ZPE内には製鉄部門地区並びに石油精製部門地区、企業集団地区、研究センターや物流サービスセンター地区などに効率よく集約されている。

また各プレゼンの後、活発な質疑応答セッションが行われた。ZPE域内での輸出義務の改善法案国会上程の進捗や投資家をさらに誘致することを目的に近い将来パフォーマンス・インジケーターの構築を世界銀行関連機関との提携で実施する予定があるなど、関係者への質問を通して参加者らはZPEに対する最新の情報を収集することが出来た。

同日夜は市内のレストランでZPE Ceará総裁主催による夕食会が行われ、リラックスした雰囲気の中でセアラ州の投資やビジネス全般について懇談が行われた。

7日(土)は早朝ホテルを出発し、経済特区ZPE Cearáがあるサン・ゴンサロ・デ・アマランテ市(州都から60キロ)に向かった。到着後、リマ総裁が迎え、区内の地図を見せながら設備を説明した。続いてバスで工業ガスを生産するホワイト・マーチンスの施設などを通り、韓国との合弁事業であるぺセン製鉄所(CSP)を視察、ぺセン港湾施設やセアラ州連邦教育・科学・技術機関(IFCE)をくまなく見学した。IFCEでは共催者の運輸サービス部会を代表して吉田信吾副部会長よりマリオ・リマZPE Ceará総裁にプレートが渡された。

見学の後、今回のミッション締めくくりとしてZPE Ceará施設内で昼食会が行われたが、会場に日本の音楽をBGMとして流し参加者を迎えた。今回は州政府やZPE関係者が一体となってミッションを受け入れ、6日の昼食会及び夕食会では日本語のメニューを用意するなど、到着時から見送りまで「おもてなし」の心が窺えた。また、見学会申込者は出発前にジェトロ・サンパウロより提供されたZPE Cearáに関する詳しいレポート受取っており、事前勉強もできた上での参加であったこともあり、ハードなスケジュールではあったが、有意義な見学会となった。

Pdf「社会投資-教育を柱としたセアラ州の発展」

Pdfセアラ州経済発展のファクター

Pdf「ZPE Ceará-ブラジル輸出業者へのメリット」

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Pdfアンケート調査 質問票・概要Pdf「セアラ州経済特区見学会に関するアンケート調査」詳細結果

Pdfアンケート調査質問票・概要(ポル語)Pdf「セアラ州経済特区見学会に関するアンケート調査」詳細結果(ポル語)

Pdfセアラ州経済特区見学会参加者リスト

セミナーの模様

プレート贈呈後、記念撮影。左から松崎相互啓発委員長、大久保副会頭、オリヴェイラ上院議長、サンターナ知事、平田事務局長、山田大使

ぺセン製鉄所で記念撮影

リマ ZPECeará総裁に感謝プレートを贈呈する吉田運輸サービス副部会長



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