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投資パートナーシップ・プログラム(PPI)説明会に70人以上が参加して開催 2017/03/06

政策対話委員会( 粟屋聡委員長)インフラワーキンググループ(那須隆一グループ長)主催による投資パートナーシップ・プログラム(PPI)説明会は、2017年3月6日午前9時30分から正午過ぎまでインターコンチネンタルホテルに70人以上が参加して開催、進行役は那須隆一グループ長が務めた。

初めに投資パートナー局のマルセロ・アライン調整局長は、「投資パートナーシップ・プログラム(PPI)」と題して、初めにミッシェル・テメル新政権のマクロ経済ターゲットの3本柱として、今後20年間の無秩序な政府歳出増加に歯止めをかけるため、歳出がインフレ以上に肥大化するのを阻止する憲法修正案(PEC)55号の可決、インフレ中央目標値4.5%達成のための金融政策、目標の経済成長率達成のための民間コンセッション並びに民営化を通したインフラ整備部門投資の活性化、マクロ経済改革、クレジット問題解消を説明。

また国内の経済リセッションやペトロブラス石油公社を震源としたラヴァ・ジャット作戦による汚職問題による大手ゼネコン幹部逮捕によるインフラ整備プロジェクト中止や延期、社会経済開発銀行(BNDES)のクレジット停止などの要因で、停滞しているブラジル国内のインフラ基幹プロジェクト再開のため、テメル大統領は官民一体となった投資パートナーシップ・プログラム(PPI)発表した経緯を説明した。

テメル新政権による新コンセッションの特徴として、事業スキームプランやモデル、環境ライセンス認可プログラムの徹底、入札公示から入札日迄100日以上のインターバルを設けて参加企業の入札内容吟味できる余裕日数の設定、入札条件のポルトガル語並びに英語による公示で外資系企業の参入促進、規則やポリシーの明確化、需要拡大に伴う投資拡大政策、連邦政府のインフラ公社の資本参加の中止、インフラ投資に関するリスク分配の明確化、より明確の情報収集やコンサルティングのためにポータルサイトの設立www.projetocrescer.gov.br   また社会経済開発銀行(BNDES)から民間銀行によるクレジット拡大、ファイナンス条件変更などについても説明した。

インフラ部門におけるマクロ経済リフォームとして、2016年11月16日の下院議会でのプレソルト原油開発法案改正で、ペトロブラス石油公社のプレソルト原油開発では、全ての鉱区開発向けの30%の資本参加義務からの解放によって、開発鉱区選択の自由並びに国内外企業の資本参加規制撤廃が進展すると予想。

また2016年12月16日に新しいプレソルト鉱区の入札許可及び石油鉱区の見直し、天然ガス規制見直し、固定電話コンセッション見直し、大統領暫定令735号による電力会社民営化、鉱山局(DNPM)による鉱物関連新規制、民営化される空港のブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)の資本参加中止、大統領暫定令752号による鉄道並びに高速道路、空港コンセッション変更などについて説明した。

物流システム開発公社(EPL)のジオジネス・アルバレス交渉部長は、ゴイアス州ジャタイ市とミナス州ウベランジア市を結ぶ437キロメートルの道路コンセッションは、投資総額が28億レアル、入札方式は最低通行料金提示、1日平均通行量は4,000台予想、また南部統合高速道路と命名されている道路コンセッションは南大河州カラジニョ市から同州ポルト・アレグレ市経由でサンタ・カタリーナ州サン・ジョゼ・ド・スール市を結ぶ468キロメートルの道路コンセッションは投資総額が79億レアル、入札方式は最低通行料金提示であるが、100キロメートル当たりの最高徴収料金は13.6レアルに設定、公示期間は今年1月31日から3月17日までとなっている。

また2017年3月16日に入札が予定されている4空港の民営化コンセッションでは、落札したコンセッションは契約時に保証金として25%の入金義務。前回の空港コンセッション入札まで49%の資本参加が義務付けされていたブラジル空港インフラ業務公社(Infraero)は資本参加しない。フォルタレーザ空港民営化コンセッションの最低入札価格は14億4,000万レアル、最低投資額は14億レアル、コンセッション期間は30年間、2015年の年間航空利用客は630万人。落札したコンセッションは契約時に保証金として25%及びプレミアム入金義務。また前記同様にサルバドール空港は12億4,000万レアル、23億レアル、30年間、900万人、ポルト・アレグレ空港は1億2,200万レアル、19億レアル、25年間、840万人、フロリアノポリス空港は2億1,000万レアル、9億600万レアル、30年間、370万人が予想されている。

港湾コンセッションでは、リオ・デ・ジャネイロ港の穀物専用ターミナルで取扱量は100万トン、投資額は6,300万レアル、入札予定は4月20日。パラー州サンタレン港燃料保存ターミナルはディーゼル並びにガソリン、エタノール、ケロシンを保存、入札予定は3月20日。

鉄道コンセッションとして、南北鉄道としてトカンチンス州ポルト・ナシオナル市とゴイアス州アナポリス市間の855キロメートルはすでに完成、ゴイアス州オウロ・ヴェルデとサンパウロ州エストレラ・ドエステ市間の682キロメートルはブラジル鉄道施術建設公社(VALEC)によって工事中であるが、ポルト・ナシオナル市とサンパウロ州エストレラ・ドエステ市間の1,537キロメートルのブラジル鉄道施術建設公社(VALEC)に替わるコンセッションの投資額は8億9,700万レアル、コンセッション期間35年。

またフェログランと命名されているマット・グロッソ州シノップ市とパラー州ミリチツーバ市を結ぶ1,142キロメートルの鉄道建設コンセッションの投資総額は126億レアル、2020年の穀物輸送は1,300万トン、2050年には4,200万トンが予想されており、コンセッション期間は65年が予定。鉱物鉄道と呼ばれているバイア州カエチテ市と港湾都市イリェウス港を結ぶ537キロメートルの鉄道の投資総額は10億レアル、すでにブラジル鉄道施術建設公社(VALEC)によって70%の鉄道建設者完成している。

マルセロ・アライン調整局長は、石油・天然ガス入札では、第2回目の石油・天然ガス鉱区入札として3月に入札内容を公示、9月に入札予定、すでに原油埋蔵量が確認されている岩塩層上(ポストソルト)鉱区に隣接する岩塩層下(プレソルト)原油開発鉱区の入札が予定。第14回石油・天然ガス入札では28か所のオンショア並びにオンショア鉱区の入札、陸上の堆積盆地を中心としたオンショア鉱区入札では、規模の小さい独立系石油開発企業の参加が予想されている。

また電力エネルギーの配電コンセッションでは、7州の電力公社の民営化が予定。電力エネルギー発電所コンセッションでは総発電能力が2.5GW、投資総額は91億6,000万レアル、コンセッション期間は30年などについて説明。質疑応答では、連邦政府のクレジット保証、外資導入、為替リスク、新形態ファイナンス、社会経済開発銀行によるファイナンス動向、ラヴァ・ジャット作戦汚職問題の影響、州政府傘下の上下水道民営化、為替保証メカニズムや為替リスク軽減などについて質問が寄せられていた。

Pdf投資パートナーシップ・プログラム(PPI)資料

Pdf投資パートナーシップ・プログラム(PPI)説明会テープおこし記事

Marcelo Allain (Fotos: Rubens Ito / CCIJB)

Diógenes E.C. Álvares

Ryuichi Nasu

Marcelo Allain, Diógenes E.C. Álvares e Ryuichi Nasu

RI / CCIJB



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●投資パートナーシップ・プログラム(PPI)説明会(2017年3月6日)資料

Pdf投資パートナーシップ・プログラム(PPI)資料

 

●ブラジルインフラ入門&PPIセミナー(2017年2月2日)

PdfFator弁護士事務所のジルセル佐藤弁護士 「ブラジル・インフラビジネス入門&PPI概略」

Pdfジェトロサンパウロ事務所の禮田英一取締役 「ブラジル・インフラビジネスでの海外インフラ機構(JOIN)活用」

●ブラジルeSocialシステム説明会のプレゼン資料掲載中(2016年12月7日午後2時から マクソウドホテル)

Pdf「eSocial制度‐目的と課題、現状と今後の計画」

Pdf「eSocial-Objetivo e desafios,situação atial e cronograma do projeto」

Pdf「労働関係における企業の課題とeSociaの果たす役割」

Pdf「O Desafio Empresarial no Cenário Trabalhista e o Papel no eSocial」

 

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